広島との縁

私の祖母は長女として郡上八幡で生まれ育ち広島に嫁ぎました。母と叔父は広島で生まれましたが祖父が若くして亡くなり、その後母は郡上八幡の長男の家で育ちました。
親戚には原爆被爆者が多く幼少期に親戚を訪ねたかすかな記憶もあり、3年前に亡くなった母を偲びいつか広島へ旅行してみたいと思っていました。

広島へクラウドファンディング
私は今地方自治の取り組みで一番注目を受けている安芸高田(あきたかた)市の石丸伸二市長の活動を応援しています。
2月末に広島県安芸高田市グランド整備クラウドファンディングがあると知り応募しました。10年近く手付かずだったサッカー場の人工芝張り替えが目的です。
母の故郷でもある広島と、石丸市長への応援を兼ねて未来の若者達へのささやかなプレゼントとしてのクラウドファンディングでした。グラウンドの一角に募金した人の名前が彫られたレリーフが飾られ、私の名前も小さく載るとのことです。


思いがけない当選
クラウドファンディングに募金した際、完成セレモニーに参加の応募の欄がありダメ元で応募したところ当選の通知が届きました。

 

 


新しく改修された公園のお披露目と、石丸市長やサンフレッチェ広島の選手にも会えるプレゼント付きです。
旅費は自分持ちなので滞在費も合わせると10万近くかかります。残りの人生を考えた時、自分が生きた証にもなり、3/25が命日の母からのプレゼントと思っています。美味しいものを食べて地元に少しでもお金を落とすことが大切と思います。

旅の準備
広島空港へのアクセスは良くありません。中心部に行くには直通の電車がなく、1時間近くかかるリムジンバスしかありません。
今回は前乗りに決めて初めて成田空港から格安航空を使い広島に行きました。1時間の遅延でしたが、それも織り込み済みです。羽田からJAL、ANA正規料金より1万円近く浮いたので、浮いたお金は前乗りのホテル代と夕食代に当てることにしました。

広島空港に着くとリムジンバの待ち時間が30分くらいありました。よく見ると街角ピアノがあり誰も弾いていません。私がBilly Joel「Just the way you are」を弾いたところ居合わせた人達から拍手されました。年配のご夫婦にもう一曲と言われてBeatlesの「Let It Be」を弾いたら「良い思い出が出来た」と喜ばれました。
 

 

夕飯は地元民に愛される店
広島に着き夕飯は駅ビルを外して出来るだけ地元の人が行くような店でかつディープな店を探して2軒はしごしました。

一軒目は
広島風お好み焼き「大福」
歴史を感じさせるお店で50年以上続く広島で一番長く続いているお店のようです。90歳くらいのおじいちゃんと若いお孫さん姉妹2人(24才と20才)が交互にお店を切り盛りしていました。耳の遠くなったおじいちゃんの耳元で大きな声でオーダーをする孫娘の姿がとても印象的でした。大福のお好み焼きは、おじいちゃんが今では他のお店では使われなくなった木の重しで調理し、最後にちょっとピリ辛のトッピングが表面にまぶされていました。昭和を感じさせる店構え同様、飾らず正統派で食べやすいお好み焼きでした。

 

 

2軒目
餃子専門店「狂気と乱舞」

まだ3年目だそうですが私が行った時カウンターの隣のお客さんが地元の飲食店の方で色々店の広報活動について話されていました。

 

 


さて明日3/31(日)は13時半から完成披露セレモニーがグラウンドで行われます。


広島の美味しいものを食べて、石丸市長とサンフレッチェ広島の選手にもお会いしてきます。