ブラジルのコロナ対策
みなさま、2021年になりました。
今年も何卒、よろしくお願いします!
まさかのパンデミックに覆われた2020年を経て、年明け、日本もまだまだ大変な状況ですね。
そういう時なので、たまには情報になりそうなことを書きますね。
日本から見ると、ブラジルは新型コロナに対してノーガード、という印象もあるかと思って、そうじゃないんですよー、というのを、昨年、せっせと綴った日がありました。
で、先日、久々にリオから出て、地方都市へ出張したので、そこで見たコロナ対策を。
行き先は、ブラジル北東部バイーア州の観光都市サウヴァドール。
私は通常、取材でブラジル国内外に出張ばかりしているので、初めて行く街でなければ、どこに行くにも、ホテルの候補が幾つかあるんです。
が、今回はほんの2泊なのに、ホテルを決めるのに、慎重になりました。
まず、サウヴァドールはこれまで、目的がブラジル代表の遠征取材ばかりだったので、チームと同じホテルや、そうでなければ、チームのホテルや練習場に行きやすい場所、長期であれば、便利な場所、だったんですが、今回はどのあたりにしようかと。
やっぱり今はパンデミックが経済に影響してるし、治安が悪くなってたらイヤだな、と思って、海辺のリゾートっぽい地区にしよう、とか。
ホテルの写真を見て、寝室の窓が開かないところはやめよう、朝食のレストランが広々したところにしよう、とか。
そういうことに気を付けつつ、決めたホテル。
ちなみに、寝室以外の場所では常にマスク、というのは、ブラジルでも基本ですよ。
寝室のお掃除は、3泊後、4日目からしか入りませんでした。
感染対策として、お掃除のスタッフさんが部屋に出入りしたり、お客さんと接したりする機会を減らすのが目的、とのこと。
(→経費削減もあるのかな)
(→こうしてお仕事が減ったり、なくなったりする人が出て来るんだなぁ、と心配したり)
タオルの取り替えや、ミニバーの補充、ゴミ捨て等々、すべて、3日目までに頼みたい人は、フロントへの電話1本で、24時間、寝室のドアまで、持ってきてくれます。
朝食は、ビュッフェ形式。
名前のチェックの際に、手にアルコールをシュッしてくれる上、使い捨てのビニール手袋をくれました。
その手袋と、宿泊客が各々しているマスクは、テーブルに座っている時以外は、必ず着用。
夕食は、本当は近くにたくさんレストランやバールがあったんだけど、混んでたらイヤだし、夜はデスクワークで忙しいのもあって、ホテルのレストランに行きました。
すると、ガラーーーーーンとしてて。
宿泊客はそれなりにいるんだけど、ホテルで食べたい人は、ルームサービス(それも、普通のスタイルじゃなくて、テイクアウト用のパックみたいにしてくれます)が多いとか。
もしくは、外のお料理なら、ウーバーイーツ等でのデリバリー。
デリバリーの人が、あれだけホテルのロビーを出入りしてる風景も、普通じゃ考えられないほどでした。
外のレストランやバールは、週末は地元の人で賑わい過ぎて、17時閉店が決まったとニュースで見たけど、平日はそこそこだそうです。
宿泊客が出かけて食べるのは、少なかったみたいです。
私はガラーンとしているのを利用して、そのままホテルのレストランで食べたんですが、メニューは紙じゃなくて、QRコードで読み取って、自分のスマホで見るようにしてありました。
そんなわけで、出来る限りの対策がとってある、という感じでしたよ。
写真は、サウヴァドールと言えば、の旧市街ペロウリーニョで、お店の宣伝のために、伝統的な衣装を着たバイアーナ(バイーア州の女性、の意味)と。
また、いろいろ書いていきます。
よろしくお願いします!