ブラジル人選手とビートルズ | 藤原清美オフィシャルブログ「OTIMO TV」 Powered by アメブロ

ブラジル人選手とビートルズ

リバプールの街には、これまで行く機会が多くて。

 

この街に、リバプールとエヴァートン、という2つのクラブがあるんです。

その両方に、長年、常にブラジル代表レベルのスター選手達がいるから、訪問取材をしに行ったり。

 

セレソンがここで親善試合をしたこともあるし。

 

で、リバプールと言えば、ビートルズ。

 

ビートルズが初期の時代に演奏していた、カヴァーンクラブとか。

ビートルズのミュージアムとか。

今でも、いろいろゆかりの場所があります。

 

なので、この街でプレーするブラジル人選手を訪ねると

「ビートルズ、聴く?」

というのを、どうしても質問したくなるわけです。

 

前にもここに書いたこと、あるかな。

古株で言うと、今はラッツィオでプレーする、ルーカス・レイヴァ。

 

「もちろん、彼らの音楽は知ってるよ。

この街での彼らの歴史も知ってる。

リバプールに来るのが初めての友達を、ゆかりの場所に連れていったりもする。」

 

うんうん。

 

「でも…、僕自身が、ビートルズの大ファンってわけじゃないんだ。

いや…、本当言うと、あんまり聴かない。えへへ。

普段は、セルタネージャが大好きなんだよね。」

 

ブラジルのカントリーミュージック、みたいな感じで、セルタネージャっていうジャンルがあるんです。

 

で、今はバルセロナにいる、フィリッピ・コウチーニョ。

やっぱり、リバプールに住み始めてすぐの頃は、ゆかりの場所に行ってみたらしいんです。

 

「でも…、僕はカリオカ(リオっ子)だから、よく聴くのはパゴージだけど。」

 

そう思った!って、私も言って、2人で、あはははって、大笑いして。

パゴージは、サンバの一種。

私も大好き。

 

 

じゃあ、最近の選手達は。

 

エヴァートンのヒシャーリソン。

 

「好きな音楽?ファンク!ファンクばっかり♪」

 

何しろ、ブラジルのファンクグループが歌う「鳩のダンス」を真似て、ゴール後のパフォーマンスとして、ピッチで鳩のダンスを踊っちゃうぐらいだから。

 


リバプールのヴォランチ、ファビーニョも

 

「ビートルズの歌、知ってるよ!

ビートルズは世代を超えたものだから。」

 

おおっ、初めてのビートルズファンか!?

 

「でも…、日々、いつでも聴くのは、ヒップホップとかラテン音楽とか」


そんなわけで、みんな、ビートルズを称えて、ビートルズファンを尊重して、コメントしてくれます。

が、普段から聴くわけじゃないんですよね。

 

でも、ブラジル人がビートルズに興味がない、というわけじゃないんです。

 

私と一緒に取材してるカメラマンとか、初めてカヴァーン・クラブを撮影した時、感激して泣いちゃってたし。

 

セレソンの親善試合の時は、たくさんのブラジル報道陣の人がこの街に集まったんだけど

「ついにこの地に立つことが出来た!」

って、興奮してる人達が、いっぱいいたから。

 


私は大好きですよ。

まだ中学とか高校の頃、かっこつけて、こういうのを聴いてるうちに、本当に好きになっちゃった。

 

で、リバプールに行くたびに、このカヴァーン・クラブでビールを飲むのが、楽しみの一つです ♪

 

その楽しさを、お裾分け。

こちらもご覧下さいませ。

 

 

 

宣伝かー ♪