顔は怖そうでも好青年♪
失礼なタイトルなんだけど、嬉しかった話。
おとといのこと。
ブラジル代表の記者会見で、ヘナン・ロジが登場したんですね。
アトレチコ・マドリッドでプレーする、左サイドバックです。
代表チームというのは、常に少しずつ、若いけど、クラブですごく活躍してる、というような選手が、新しく入ってきたりしますよね。
で、私もいつもセレソンの取材をしているとは言え、日程の限られたセレソンの活動中、タイミングを逃して、まだ直接、顔を合わせて会話をしていない、新しい選手もいます。
ヘナンは、昨年の親善試合にも招集されていたんだけど、そういうわけで、まだ話したことなかったんです。
そのヘナンの話の前に。
この10月の南米予選は、パンデミックの影響で、FIFA国際サッカー連盟によって、全面的に、現場での取材が禁止されています。
記者会見も、オンライン。
初日の記者会見は、質問中、こんな感じだったんです。
質問も答えもリアルタイムなので、片側に置いてあるモニターを見てるんですね。
この写真、マルキーニョスも、ウン、ウン、と、頷きながら質問を聞いてくれているんだけど、なんか、画面で見ると、ソッポ向いてるみたい。
で、次からは、こうなりました。
現場で、モニターの位置を変えたんですね ♪
こちらは、リヨンでプレーする、ブルーノ・ギマラエンス。
質問者を見ながら、聞いてくれてるみたいに、ちゃんと見えます。
彼の好青年ぶりも、また後日、書きたいんですが。
で、ヘナン・ロジ。
私はこの人の顔が、怖いなーと、こっそり思ってたんです。
真面目な表情をよく見るので、そうすると、大きな瞳で、ギロってにらみを利かせてるような。
(むっちゃ失礼な言い方でごめんなさい…)
今回、オンラインだから、直接会ってはいないんだけど、まぁ直接、話したわけで。
広報さんが「次の質問は清美…」と、私を紹介してくれた後、私が映ると。
ぐぐーっと乗り出して。
「聞き逃してはならん!」
って感じで、やっぱり、ウン、ウン、と頷きながら。
それ見て、あー、イイ人やなぁと。
いや、単にインターネットの調子で、聞こえが悪かったりしたのかもしれないけども。
私のポルトガル語を聞くのが初めてだから、注意深くなったのかもしれないけども。
こちらも人間だから、きちんと聞いてくれてる感が伝わると、嬉しいわけです(笑)。
で、私はちょっと楽しく答えてもらえるような質問をしたので、ヘナンも、マスク越しとは言え、へへへっと笑いながら、楽しく答えてくれました。
アップで。
ちょっと微笑みながら。
終始、好青年っぽさがにじみ出る答えでした。
セレソン取材はいつでも必死にはなるけど、慣れ親しんだ選手との再会も嬉しいし、こうして新たな発見をするのも、楽しいものです ♪