ネイマールの涙の意味
ワールドカップたけなわの今。
私は例によって、ブラジル代表を取材しています。
日々の作業に追われていつつも、これから、そんな取材中の話を、ここに書いていこうと思っています。
セレソンと言えば、やっぱり大きな注目を集めるのは、ネイマール。
今年、2月末にケガして、3月に手術して、ワールドカップまでのカウントダウンの中、時間と戦って、間に合わせて。
だからこそ、初戦スイス戦のように、1試合でもゴールを決められなかったら、ネイマールは大丈夫なのか、となる。
一方で、何度も何度もファウルされて、倒されたら、倒された方なのに、倒れてばかりだと批判される。
そして、第2戦コスタリカ戦では、大きなプレッシャーと激闘の中、最後の最後にゴールを決めて、試合終了後、気持ちが抑えられずに泣いたネイマール。
すると今度は、その涙に対して
「まだグループリーグなのに」
「感情のコントロールが出来ていないのでは」
という半ば批判のような声があがる。
ネイマールの涙の意味。
彼が何を乗り越えてここまで来たのか、
どんな決意を持って、この大会に臨んでいるか。
それを垣間見てもらいたいな、というのを、大会が始まる直前に書きました。
Victory
ネイマールが挑む「6度目の優勝」
ケガからの復活と誓った栄光への道
冒頭は、こんな感じです。
読んで頂いて、今日の試合を見てもらえたら…。
世界ではサッカーの実力が均衡していて、ブラジルと言えども、楽に勝てる試合はありません。
グループリーグでも、すべてが決勝のような、緊迫した状況になっている今、選手達の気持ちの一端を共有しながら観戦してもらえるといいな。
よろしくお願いします ♪