ブラジルはワールドカップモード
日本も9月にアジア予選を突破して、来年のワールドカップ・ロシア大会出場を決めましたよね。
ブラジルは南米予選4節を残して、出場枠を獲得したんですね。
だから、もう結構前から、ワールドカップに向かっている雰囲気で。
去年6月にチッチ監督が代表監督に就任してから、1年ちょっと、破竹の連勝劇で勝ってきたので、そのチームやメンバー、戦い方は、もちろんこれからも維持されます。
が、監督としては、ワールドカップの準備をいち早く始められるという、すごくありがたい状況になったわけで、これまでのチームをベースに、どこをどう強化・補強するか、というのが、今のブラジル国民にとって、注目の話題です。
そんな中、南米予選最後の2節が、今、行われている最中です。
その直前合宿を取材したので、合宿前半、ということで、Planeta Kiyomiを編集しました。
それが、こちら。
Planeta Kiyomi
A preparação da seleção em Teresópolis Vol.1
ブラジル代表合宿 in テレゾーポリス Part.1
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テレゾーポリスというのは、リオデジャネイロ州の山間部にある街。
ここに、セレソン(ブラジル代表)専用合宿施設があります。
ブラジルって国土が広いから、これまで、南米予選直前合宿の3日間程度だったら、ホームゲーム開催地に直接集合していたんですね。
リオから試合開催都市まで旅や、リオの中でも空港から遠いこの施設まで来ると、移動時間や体力的な消耗が避けられないから。
でも、ワールドカップ前には、腰を据えて集中できる、ここで合宿を行うことになるんですね。
だから今回は、そのワールドカップモードに入るため、ここで1度、合宿やっとくか、ということになったそうです。
ただ、やっぱり車やバスだと、空港から1時間半〜2時間かかる。
ということで、選手達はみんな、ブラジルサッカー連盟がチャーターした、ヘリコプターに分乗して、ここまで飛んで来たんです。
みんな、サッカー選手という仕事柄、飛行機はもちろん、乗りまくっているんだけど、ヘリコプターは慣れてない人もいて。
「飛ぶ前は手に汗握った〜」とか、「最初の揺れでウワー!って叫んじゃった〜」とか、結構、盛り上がったみたい。
1人、ヘリコプター乗りたくなくて、車で来ちゃった選手もいたり(笑)
で、肝心の合宿。
ワールドカップに向けた補強や、テストや、経験や…も、もちろん大事なんだけど、それは勝ちながら進めていかないと、強化されていってるのか、分からないじゃないですか。
だから、ケガで辞退した選手を除いては、主力が集いました。
若いところでも、リオ五輪優勝メンバー達で、すでにフル代表のスタメンを務める選手達。
そんな中、左サイドバックの常連、マルセロとフィリッピ・ルイスが、偶然、二人ともケガで欠場することになったため、1人、21歳のジョルジ、という選手が呼ばれていました。
フル代表は、まだ2度目。
彼は、私もオススメの選手でね。
モナコでプレーしているから、フランスサッカーが好きな人は、もう知っていますよね。
なんか、10代の頃から、どこのベテランだ、と思うほど、ピッチの内外で冷静な人で。
ケラケラっと笑ったりするのを見ると、ああ、こうしてはしゃぐこともあるんだ、とホッとするほど。
チッチも、いつも一生懸命で、でも、すーごい落ち着いて、地に足がついている、この性格を絶賛しています。
そんなわけで、顔ぶれや、ムードや、環境など、今のセレソン(ブラジル代表)の「入り口」という感じのビデオです。
この後、Planeta Kiyomiも、このブログも、連打します。
よく、そう言いながら、途中で中断したり(汗)、してるんですが、セレソンシリーズ、連打しますよ!
試しに(笑)、どちらも、おつきあいくださいませ ♪