キャプテン・ネイマール | 藤原清美オフィシャルブログ「OTIMO TV」 Powered by アメブロ

キャプテン・ネイマール

先日、ネイマールが日本に行きましたね。どこへ行っても愛される様子を、ブラジルでテレビで見て、頼もしかったです ♪

ネイマールのことを語り出すと、私も、そしてブラジル人なら誰でも、何時間あっても足りないのですが(笑)、今日はキャプテン・ネイマールについて、しかも、その一端だけ。

コパアメリカで、試合中に苛立つネイマールを見て、ブラジルでは、ネイマールがキャプテンを務めることの是非で盛り上がっています。
彼ならやれる!
いや、まだその器じゃない!

一方で、永遠のキャプテン・カフーのように
「ネイマールには、リーダーとしての責任を負わせるより、サッカーに集中させてやりたい。ピッチで楽しませてやりたい。それがチームのためにもなる」
と言う人もいます。

ネイマール、23歳。
チーム最大のスターで、最大のゴールゲッターで、最大のチャンスメーカーで、しかもキャプテン。

例えば、カカー。
20歳で初出場したワールドカップの時は、あの2002年優勝メンバーを思い出すと分かるように、ロナウド、ロベルト・カルロス、リヴァウド、カフー…etc. 燦然と輝くスター達が一緒で、カカーは少年でいられました。
主力となった2006年大会でも、そういうスター達が健在。
3度目の2010年で、初めて、自分がリーダーの1人となって、戦ったんです。

ロナウドの場合も。
初参加の94年大会では、少年。
主力となった98年大会でも、94年組がたくさんいました。
2002年大会だって、先輩や仲間達がいて、ロナウド自身は、ケガからの復帰や、プレーに集中していられました。
最後の出場となった2006年だって、若手に”会長”とからかわれながらも、カフーやロベルト・カルロス達のように、リーダーシップを分かち合える仲間達がいたんです。

それを思うと、ネイマールの責任の、いかに重いことか。

でもね、ドゥンガはネイマールの人間性を信じて任命したんだし、ネイマールも「この新たな挑戦を誇りに思う。責任を喜んで背負う」と言ってました。

自分が選んだ道。

今後、キャプテンをやるか、コパアメリカでピンチヒッターとなったミランダが続けるか、分からないけれど、ともかく、ネイマール、頑張れと応援したくなりますよね ♪

写真は、セレソンでの試合後のインタビューに応じてくれているところ。



追伸:コメント、ありがとうございます!
読んでるし、またお返事も書きます ♪