サッカーメディアの女性達
ワールドカップ中は、テレビ、ラジオ、新聞、インターネットと、いろんな媒体の人達が大集合するんですが、毎日、たくさんの時間や紙面を埋めなければならないので、みんな、ネタ探しに一生懸命です。
そんな中、重宝されるのは、毎度のことながら、
「サッカーメディアで仕事をする女性達」
「ブラジルを取材する外国人」
そのどちらにも当てはまる私は、大活躍(笑)
リオに帰ってから、いろんな見知らぬ人達に、「○○に出てたね!」と、言ってもらえます。
私もマネして、今日は女性特集。
サッカーメディアの現場には、まだまだ女の人は少なくて、ブラジルの取材で見かけたのは、日頃からの常連記者さんや、外国からの美女リポーターさんがメインでした。
毎大会、ミス○○級で、案の定、選手達の注目を集める、ものすごいカワイくて若いリポーターさんを送り込むメキシコのテレビが、今年はもう少し、ベテラン美女を送り込んでいたのは、印象的でした。
それから、ブラジルからも、初めて見る、きれいなリポーターさんが来てました。
でも、メッシも知らなかった彼女(!)に、日々いろいろ聞かれて、なんだかんだ話してると、他のブラジル人の男の人達に
「そんな清美を、初めて見るよー」
と、からかわれました。
普段の私は、人に聞いてばかりの、ブラジルメディアのおミソみたいだからなぁ。
W杯では、普段は現場に来ない、スタジオのアナウンサーの人達もやってきて、賑やかになります。
ブラジルは基本的に、大御所や実力派を送り込むって感じで、見てても楽しいですよ。
私が特に仲良しなのは、この2人。
まずは、マルルーシ。
「これぞジャーナリスト!」って感じの、かっこいい人です。
新聞記者をしながら、テレビのサッカー番組にも、いつもコメンテーターとして出ています。
私と同い年ですが、いつも感心してばかり。
サッカー観や、いろんな面で、私とは意見が違いますが、ああやって鋭く切り込む姿勢は、本当にすごい!って感じの人です。
もう1人はマルタ。
フランス在住のブラジル人。
今回も、フランスのテレビ局のクルーを率いて、プロデューサーとして来ていました。
ポルトガル語、英語、フランス語、ドイツ語がペラペラで、すごくテキパキした人。
でも、その一方でいつもファッションに気を使って、華やかな女性らしさを失いません。
忙しさで、だんだん自分をかまわなくなる時、彼女を見て、我に返ります(笑)
こういう大会中は、ずっと一緒にいるようでいて、案外、それぞれ自分の仕事で手一杯になり、あんまりおしゃべりする時間がないんですが、それぞれのタイプで、それぞれに頑張る女の人達を見ると、いろいろ刺激になって、面白いです。