覚えている日本語
4月に、アレックス・ミネイロに会ったんです。
鹿島でプレーした、あのアレックス・ミネイロです。
今、グレミオでプレーしていて、その日、取材の約束はしてなかったのですが、話したいことがあったので、会うだけ会おうと、クラブを訪ねていきました。
で、広報さんに呼んできてもらったら、アレックス・ミネイロと一緒に、グレミオのフイという選手が、一緒に来たんですね。
フイって、すごくニコニコ笑顔の選手。
アレックスと仲良しらしく、ともかく、連れだって現れたんです。
で、アレックスといろいろ話をして、用事が終わった時。
横で、ニコニコ聞いていたフイの方をふと見ると、彼の腕に「愛情 永遠」という、漢字のタトゥーを発見!
私「フイ、日本語のタトゥーしてる!」
フイ「そうだよ」(ニコニコ)
私、フイに「なんて書いてあるか、知ってる?」と聞いてみました。すると、すかさず
ヴェントゥーラ「アレックス、分かる?」
アレックス「わかんない」
ヴェントゥーラ「俺、分かるよ。(日本語で)オ・カ・マ!」
アレックス「わーははははは!」
フイ「・・・・・」
ニコニコ笑顔が、一瞬にして、顔が曇る。
フイ、アレックスに「何?」
アレックス「オ、オカ…、わーはははは!」
フイ「何?何?何?」
私「フイ、タトゥーした時に、なんていう意味だって言われた?」
フイ「永遠の愛情。…って、言われたんだけど…」
私「正解!ちゃんと、そうなってるよー」
アレックス&ヴェントゥーラ「わーはははは!」
フイ、心底、心底、ホッとした顔、してました。
何と言っても、タトゥーですから。
で、その後は「オカマ」の意味を確認して、アレックスと子供みたいに取っ組み合い。
それにしても、アレックス、日本にいた当時は、結構日本語も分かったと言ってたけど、2年以上たった今は、あまり覚えてなさそう。
でも、ヴェントゥーラが日本語で「オカマ」って言ったら、すぐに分かって、大笑い。
そういう言葉だけは、なぜか、忘れないもんなんですよね(笑)
彼の周囲の人も、まずそういう言葉から、教えたんでしょう。
世界共通です。
写真は、「僕、公式サイトやってるんだよー」と、私のノートにアドレスを書くアレックス。
正面からの、あの人懐っこい笑顔と、おっとりしてる割には、トークのところどころに冗談を交えて、大笑いさせてくれた取材内容は、サッカーマガジンでご覧ください!ですー。
、あるかもしれないし、やっぱりそこに住む以上、そこで何をして生計を立てるか…等々、移住するとなると、いろいろ、考えることがありますよね。
あせらず、もう1度見たり、動いてみたり、考えたり、で、また夢の原点に立ち返ったり、されることと思います…。
ブラジル全国選手権での対決とか、どんどん面白くなりそうで、楽しみですー。