水を汲む宇宙人
この前、ニュースで元宇宙飛行士の人が、「地球外生物は存在する」と言われた、というのを見ました。
それで、思い出した話。
もう6年近く前なんですが、アマゾンのど真ん中の街、アリアウーというところに、取材で行ったんですね。
アマゾンのど真ん中に、マナウスという都市があって、そこからさらに、アマゾン川をクルーザーでさかのぼっていくんです。
そこにアマゾンの自然を活かしたホテルがあって、環境は、こんな感じ。
ホテルのスイートルームは、こんな感じ。
森の中の、しかも、太い木の上に造られた、ターザンの家みたいになっています。
部屋に入るのに、
木造りの橋を渡り、木造りの階段を、てくてく昇っていくんです。
そして、こんなカワイイお出迎えも。
しがみついて、離れない。
でも、今日思い出したのは、このおサルさんでは、ないんです。
このホテルのエリアから、もう少し奥へ入って行きます。
すると、水上に作られた、ヘリポートならぬ、UFOポートがあるんです!
ガイドさん「UFOが来た時に、着陸しやすいように作ってあるんだよ」
私「UFO?来るん?」
ガイドさん「そりゃあ、来るよ。だから作ったんだもん。でも、このUFOポート、どうも使ってくれないんだよね。もっと奥へ着陸するから。」
私「へー、せっかく作ったのにねぇ。」
って、そういうレベル?
で、聞いてみたんです。
私「ガイドさん、UFO見たこと、ある?」
ガイドさん「僕は、見たことない。」
私「見たことある人、いる?」
ガイドさん「いるいる。この辺の人は、みんな見てるよ。この奥に着陸して、宇宙人がそこに、水汲みに来るから。」
私「あっ、そうなん?水汲みに来るん?」
宇宙人も、水が必要なんですね。
…って、ほんまかいなー!
あんまり普通に言うから、もうちょっとで、普通に聞くとこだった。
ガイドさん、自然に続けます。
「まぁ、いくらアマゾンでも、このUFOポートは目立つからねぇ。奥にさっと着陸して、水汲んだら、さっと離陸する方が、いいんだろう、宇宙人も」
わー。感覚がおかしくなるー。
そんな人は、
こうしてハンモックに揺られて、アマゾンで夕涼み、と。
楽しい取材でした(笑)
が登場しますー。
それはともかく、やっぱり選手のメンタリティには、どの監督やスタッフも、いろいろ工夫してるのが、勉強になるものです。