フェスタ・ジュニーナの夜
6月のブラジルは、フェスタ・ジュニーナというお祭りの季節なんです。
キリスト教の聖・誰それ、と、いろんな神様がいて、その神様のお祭りが、6月に順番にやってきます。
ちょうどセレソンの南米予選前の合宿中には、サント・アントーニオ、という、結婚したい女の人のための神様のお祭りがありました。
合宿地のテレゾーポリスという街には、そのサント・アントーニオの教会があるので、街の繁華街は、毎晩、出店が並んで、街の人達がそぞろ歩き。
テレゾーポリスだけが、祭日になったりするんです。
で、その出店の雰囲気は、こんな感じ。
6月のブラジルは秋の終わりから冬。
地方によって寒いので、大人は
こうしてズラッと並んだリキュール類を、キャッと引っ掛けて、体を温めてから、遊びます。
そして、フェスタジュニーナと言えば、これ。
アップで見ると、これ。
チョコレート菓子です。
日本にも、チョコバナナ、ありますよね。
バナナを丸ごとチョコレートにつけて、コーティングして、固めたもの。
それとおんなじように、いろんなものが、チョコレートでコーティングされているんです。
それから、これ。
コカーダと言って、ココナッツを削って、砂糖で固めたようなお菓子(ほんとは、もっと複雑な作り方のはず)。
それから、フェスタ・ジュニーナに限らず、出店の定番と言えば、これ。
シューホス。
普段から、街角でよく売ってる、出店のお菓子。
揚げ菓子で、てっぺんに練乳みたいのをかけて食べるんです。
シューホスは、私もコパカバーナに住んでたり、ブラジルサッカー連盟がセントロにあったころ、街角で時々買って、食べ食べ、歩きました(笑)
あと、お祭りの出店は日本と同じく、射的や、おもちゃを釣りでひっかけて取ったりする、遊びモノもあります。
ちょっと懐かしいような雰囲気を眺めて歩いた、南米予選前の夜でした。