カラフル・バハンキージャ
コロンビアって、やっぱり少し怖いイメージ、ありますよね。
私もね、あったんですよ。
特に、初めて行った2001年コパアメリカのコロンビア開催では、いろいろ不安でした。
それが!
2003年の南米予選で行った時には、コロリ~~ンと印象が変わったんです!
あれは、バハンキージャという街でした。
とにかく陽気!
試合前日。
スタジアムへ向かう道で出会った、トラックの大群。
試合のための、いろんな機材を、スタジアムに運ぶトラック達だったそうなんですが…
トラックを取り囲むように、機材会社のカラーらしい、明るい緑の車やバイクがたくさん走ってる。
そして、旗を振り回し、クラクションを鳴らし、もう、パレード状態。
一般の車も、試合はまだ、明日なのに、こんな感じのがたくさん。
ユニフォームを着込んだ人、トランペット吹いてるし。
今日から応援、し続けるの?
セレソンのホテルの前には、こんなカワイイ見物人。
コロンビアのロベカル君。
道行くバスは、
どれもカラフルだし、
そもそも、国旗の色が赤青黄、カラフルじゃないですか。
だから、応援グッズ売りも
当然、カラフル。
そんな中で、とっても素敵な、カラフルを見つけたんです。
道路の脇に、こんな露店。
花売りなんですが、この奥には、墓地があるんです。
お墓参りための花なんですね。
お墓の様子は、こんな感じ。
なんだか、花と芝が作る雰囲気が、すごく明るくて、きれいで、陽気な気持ちになれたんです。
タクシーの運転手さんは言ってました。
コロンビア人は、亡くなった人を忘れない。
生きている時と同じように、ずーーーっと大事に思い続けるんだ。
だから、お墓はいつでも、その人との楽しい思い出が色褪せないように、カラフルなお花を絶やさないんだよ。
怖い国なのかな。治安が悪いのかな。
そう思ってばかりだと、気づくことのなかっただろう、人々が陽気で心の温かいコロンビア。
バハンキージャという街のおかげで、私はコロンビアが好きになりました。
いますが(笑)