ミラノの強い味方
仕事の旅に、絶対欠かせないのは、インターネット。
だから、いくら節約旅をしようと、お手頃価格のホテルを探そうと、そこだけは譲れないわけです。
が、意外と、プリントアウトができない、というのも、お手頃価格のホテルには、ありがちです。
ビジネスセンターがなく、ロビーやフロントにもそういう設備はない、と。
前にもご紹介したミラノの定宿には、まさにお客さんのためのプリントアウトの設備はありません。
が、仕事上、予定を決めながら動いたり、決めてたはずの予定が変更を迫られたりすると、次のホテルの予約や飛行機の予約など、プリントアウトが必要なことが、度々あるものです。
そこで!
強い味方なのが、このホテルに勤める日系ブラジル人のフロントマン。
その名もホドリゴ。
フロントのパソコンを使って、自分でプリントアウトをさせてくれます。
(普通は、できませんよ。仲良しになってこそのワザなので、無茶をお願いしちゃダメですが)
ホドリゴは、いつもさわやかな笑顔。
ニカーッと白い歯を見せて、親指を立てて、何でも解決してくれるんです。
ミランのサポーターだけど、インテルの選手の取材の時も、電車の時間とか調べたり、いろいろ手伝ってくれます(笑)
こういう人達がいるから、なんてことない普通の3つ星ホテルが、ここでなきゃダメ、なホテルになるんですよね。
今回の旅でもミラノに行ったんですが、ホドリゴや、エジプト人のサイージをはじめ、みんなが温かく、何くれと協力してくれる。
とても快適な時間になりました。
ちなみにホドリゴ、日系ブラジル人で、顔はすっかり日本人。
というか、昭和の映画スターのような、整った顔の日本人。
ポルトガル語、イタリア語、英語はペラペーラですが、日本語は、冗談で挨拶する程度ですー。
でも、あんまりいい人なので、アップの写真でご紹介でした。