負けず嫌いのアルゼンチン
せっかく時期が時期なので、アルゼンチンのお話も。
アルゼンチンは、ワールドカップ南米予選で2回行ったことがある程度で、しかも、両方ともセレソンが滞在するのと同じ、3日間程度なので、知ったかぶりはできないんですが。
しかも、2回とも、スタジアムはここ。
リーベルの方でした。
ブエノスアイレスに住むブラジル人と知り合い、街の取材に連れて行ってもらいました。
特に、2度目は「藤原清美通信 ブラジル発サッカーの旅」というレギュラー番組をやっていた時期なので、かなり精力的に、街を取材しました。
アルゼンチンのお肉は、本当においしいのか?(おいしかったですー。ブラジルのやわらかいおいしさと違って、かなりハードなおいしさでしたが)とか。
タンゴは、タクシーの運転手さんオススメの、ツウ好みのお店へ。
ツウ好みと言っても、新顔のお客さんには、サービス精神たっぷり。踊り手さんに引っ張られて、私もブンブンブンブーン!と振り回されつつ、タンゴを踊りました。
広場では、マラドーナグッズが露店を賑わせています。
が、ブラジル人選手ではありえない!というレイアウトが、こんな感じ。
マラドーナとチェ・ゲバラ。仲良く並んだ、ブロマイド。
アルゼンチン人は負けず嫌いなので(いや、ブラジル人もです)、2004年コパアメリカ決勝でブラジルに敗れた時、アルゼンチン記者さんが悔し紛れに、記者会見で当時の監督パヘイラに聞きました。
「ようやく、ようやく1つだけ、優勝回数がアルゼンチンに近づいた気分は?」
コパアメリカは確かに、ブラジルよりアルゼンチンの方が、優勝回数が多いんです。
でも、パヘイラはこう答えました。
「ああ、ブラジルはワールドカップで5回優勝してるんだけど、それが何か?」
ワールドカップ5回優勝は、もちろん、世界でブラジルだけなんですー。
UKさんへ
ニュースだと、良いことばっかり伝えるわけにはいかないから、その辺、大変ですよね。好きだと。
私は自分の番組や原稿では、趣旨が許してできる限り、「もっと興味が沸いてきた」「なんか、自分も好きになってきた」と、思ってもらえることを紹介できれば、と、願ってやってますー。