庶民的、ミラノへの出張とは

まだ続く、ヨーロッパの旅シリーズです。

よく行く街を、一通り書いても、それを２０周しても、まだまだ書きたい話はあるからなぁ。

というわけで、今日はやっぱり、よく行く街。何しろ、この街だから。

ミランとインテルミラノという、ブラジル人スターの宝庫がある、イタリアのミラノです。

ある時も、某選手のおウチに、取材で行ってたんです。

その時、ちょうどブラジルから、その選手のマネージャーさんも来てて、選手の自宅から、一緒に出ました。

で、その道中の会話。

マネージャー「どこに泊まってるの？」

私ら「セントラルステーションのすぐ近く。ヴィア・ナポトリアーニ」

マネージャー「あ、ボクもだよ！」

２，３軒隣のホテルに泊まってることが判明しました。

ヴィア・ナポトリアーニというのは、セントラルステーションのすぐそばの通りの名前で、３つ星のお手頃価格のホテルが、ズラーッと、並んでいる通りです。

ホテルがお手頃だし、電車や地下鉄を使うのにも便利。空港へも、セントラルステーションと空港バスが結んでて、歩いてバス乗り場に行ける。

庶民の味方のその通り、私らの定宿があるんです。

そして、そのマネージャーさんの定宿も。

私ら「ホテルに荷物置いたら、一緒にご飯食べようよ。」

マネージャー「そうしよう！ところで、知ってる？ヴィア・ナポトリアーニから、ちょっと駅向きに入った通りに、セルフサービスの、お手頃価格のレストランがあるの。」

私ら「知ってるとも！私らも２回に１回は、あそこで食べるよー。」

安くはないけど、高くはない。セルフサービスなのでお腹やお財布と相談できる、良いお店なんです。

マネージャー「でさぁ、知ってる？ホテルのミニバーって高いから、ヴィア・ナポトリアーの…」

私ら「中国系の小ぶりのスーパーマーケットね！」

マネージャー「そうそう！そこでいろいろ買って、冷蔵庫に入れとくんだよね。安いから。」

某選手、と書きましたが、スーパースターですよ。

そのマネージャーさんとはいえ、出張は、私らと同じ、人間的で庶民的な節約ぶりです。

ホテルから行きつけの店から、全部おんなじで、笑いました。

写真は、その話とは全然関係なく、ミランでプレーするカフーを訪ねた時のこと。

ミランの練習場から、市内まで車で送ってくれることになり、駐車場に行くと、カフー、車のトランクを開けて、届いたばかりのポスターを見せてくれると言います。

見たい見たい！と言って広げてみると、カフーがモデルを務める洋服のブランドのポスターでした。

boots-roomさんへ

そう聞くと、ますます見たくなりますー、無邪気なオジヴァウド。

インターネットで「オズの魔法使いの語録」みたいのを見つけて、面白かったので、それをブラジル人記者仲間達に披露して、盛り上がってます。