憧れのロナウ…太鼓?
どこの国にも、名物サポーター、という感じの人がいるものです。
ブラジルの名物サポーター達も、またご紹介したいのですが、ボゴタでも会いました。
コロンビアの鳥人間。
全身をコロンビアカラーで彩り、羽を背負ったおじさん。
コロンビア人の陽気な国民性を、体いっぱいで表現してるような人です。
出没頻度はよく知りませんが、少なくとも、コロンビアホームでのブラジル戦では、必ず現れます。
こういう人の健在ぶりを見ると、とっても微笑ましくて、知り合いでもないのに、「おお!元気だったか」と、うれしくなったりするものです。
微笑ましくないサポーターもいます。
ここ1年半ほど、すっかり流行ってしまったのが、”乱入”。
セレソンの行くところ、どこでも熱狂の嵐が吹き荒れるのですが、練習や試合で、そのピッチに乱入するサポーターが、後を絶ちません。
中には、冷やかし半分なサポーターもいて、そういう時は選手も、シラ~っとしてます。
目の前のセレソンに無我夢中で!という少年なんかが飛び込むと、ホビーニョあたりがググッと抱きしめ、落ち着かせようとしたりすることもありますが。
ボゴタでも、無我夢中系の少年が飛び込みました。
ピッチではなく、試合に向かうホテルの玄関でのこと。
この時は大雨で、ロナウジーニョは大きなサンバの太鼓が濡れないように、大事にお腹に抱え、着ている服を上からかぶせて、ソロソロと歩き始めました。
そこへ飛び込んだ少年。無我夢中でロナウジーニョに抱きついた!…はずが、抱きついたのは、ロナウジーニョのお腹にある、大きな太鼓。
すぐに警官が集まって取り押さえ、あえなく少年と太鼓は、引き離されて行きました…。
というわけで、今日は鳥人間の写真を。
もう1つ、いろんなサポーターが…で思い出した、以前、エクアドルのキトで出会ったサポーター。
着ぐるみを着て、ロナウド人形を踏みつけて、ガオガオガオーっと気勢をあげてました。
ワタさんへ。
そうでしょ。いつかどこかの街角で、素顔で出会ったとしても、「ああ、あの時のインジオ!」とは、気づきにくい、いでたちです。