サッカーのバラエティ
今週から、ワールドカップ南米予選が始まります。
また、あの合宿と遠征が始まり、国内の熱狂が戻ってきます。
南米予選の合宿では、外国人はたいてい私だけ。たまにスペインから来る常連さんがいるくらいかな?
でも、じゃあ”ブラジルメディアだけ”と一言で言っても、その数は膨大なんです。
テレビ各局はもちろん、新聞、インターネット、そして、本当に本当にたくさんのラジオ。
ラジオは全国ネット、リオのローカル局、全国各地のローカル局…。一番媒体数の多いメディアです。
テレビでは、日本だとわりと、スポーツ担当の人がバラエティもこなすのが普通ですよね。
ブラジルでは、ジャーナリズムの人はジャーナリズム。”ユーモア”のあるリポートはしても、バラエティは絶対やりません。
代わりに、バラエティの人は、サッカーを扱っても、徹底的にバラエティ。というか、完全にコメディ?といった感じえす。
で、セレソン合宿には、時々、そういうバラエティ番組もやってきます。
選手のモノマネをするコメディアン。かぶりものや、扮装で有名なタレントさん。
この乱入者たち、強引に選手をキープしようとするので、たまにはメディア仲間の反感を買ってしまうことも。
でも、普通はさすがに、笑わせる専門家達なので、その場の人達も和ませ、とっても大げさにモノマネされる選手達も、気さくに相手をしています。
というわけで、今日の写真はそういうバラエティ番組の人達。
外国人は珍しいので、よく絡まれます。
もう1つ、これは有名なロナウジーニョのモノマネの人、ロナウドのモノマネの人(この直後、急死されました)と一緒に。扮装してるの、見えるかな。
ロジャーさんへ
赤ちゃんも言うぐらいだから、ブラジルの人って、一般人でも実況のマネがうまい人、多いですよ。ゴール前の一連のプレーから、そのまま「ゴーーーール!」の絶叫まで。感心します。