Barolo(バローロ)などを生産する有名な生産者「チェレット」。彼らのワイナリーで試飲会が開かれるということで、専用バスでピエモンテに行くことにしました。ミラノからは150人くらい、ほかの地域からも来るので、トータル400人くらいが参加するだろうと担当者。

「チェレット」は自分たちのワインを売るほか、「Terroirs(テロワール)」というディストリビューターでもあるので、彼らの扱っているワイナリーのつくり手さんたちが海外からたくさん来ています。フランスやドイツ、スペインなど、普段なかなか聞けない話を直接つくり手さんに聞いたり、質問したり、ニューヴィンテージのワインも試飲できるので、とてもいい機会なのです。

今週はずっと雨続きで、今日もずっと雨だと言われていましたが・・・、しかし私は晴れ女! バルバレスコが見えてくるころには、晴れてきました! 

ミラノから1時間半、13時に「チェレット」に到着! バスから降りると、すっかりいい天気🎶

テラスもあるので、一部のスタンドはテラスにあります。パノラマを見ながら試飲。右下にカプセルをイメージした見晴らし台が見えますが、行ってみたら・・・、温室状態で汗だく! 夏はどうなるのでしょうか…?

 この階にフード・コーナーが設けられているので、まずは、腹ごしらえしてから試飲に臨みます。たくさんのワインを試飲するときは、ワインを吐き出しますが、それでも、少し飲むことになります。お腹になにか入れてから試飲することをおすすめします。

 ピエモンテやフランスのチーズを扱うスタンド。

右にピエモンテのパンの一種、Lingua di suocera(リングエ・ディ・スォーチェラ)、手前にはグリッシーニが並んでいます。Mario Fongo(マリオ・フォンゴ)。

グリッシーニはカリッと香ばしくておいしい!

幻のピエモンテ黒豚、森の中でゆっくりと育った「Il Nero Chiapella(イル・ネーロ・キアペッラ)」を使ったプロシュート。

タルタルやサルシッチャ、コッパなどがずらり。

スペインのイベリコ豚みたいですね。「イル・ネーロ・キアペッラ」も森の木の実などを食べて育ちます。ここはドングリでなはなく、ヘーゼルナッツでしょうか? カッコいい豚ですね。

食事を終えて、さっそくスペインのスプマンテから試飲開始。「Raventós i Blanc (ラベントス・イ・ブラン)」社の「Raventós Blanc de Blancs(ラベントス・ブラン・ド・ブラン)」。

 彼らは「カバ」の生産者でしたが、「カバ」の認証がついていても、品質に納得のいかないものまで出回るようになったので、あえて原産地呼称「カバ」をはずし、クリュの名前「Conca del Riu Anoia(コンカ・デル・リュ・アノイア)」で呼ぶことに。こうして「カバ」と差別化して、高品質のワインであることを表現しています。

こちらは、「Delamotte(ドゥラモット)」のシャンパーニュたち!  2018年ミレジメは秀逸!!

カンティーナを見ながら試飲を続けます。

私たちが扱っているシュナンブラン! 「Patrick Baudouin(パトリック・ボードアン)」

独特なミネラルが心地よい! Anjou Blanc Effusion(アンジュ・ブラン・エフュジオン)2022年は、相変わらず素晴らしい出来。 

近くに、Vachelon(ヴァシェロン)が! 4本全部試飲したいと言ったら、はじめにSancerre Rosé(サンセール・ロゼ)2023年を注がれました。続いて白。Sancerre blanc(サンセール・ブラン) 2022を試飲。ビオディナミです。

素直に美味しい。Sancerre Chambrates(サンセール・シャンブラテス)2022年もエレガント!まったく、いやな青臭さがないですね。Sancerre Rouge(サンセール・ルージュ)2023年のピノ・ノアールは、フレッシュで果実味があり、ミネラルをとても強く感じます。

「コントワール・ドゥ・フランス」に勤めていた時もずっと扱っていたワインなので、長いお付き合い。

時間があまりありませんでしたが、回りたいところはすべて回れたので、満足! フランス語をまた勉強しよう・・・と、誓うのでした。Salute!(サルーテ)乾杯!赤ワイン白ワインシャンパンキラキラ

              

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