12月24日。ミラノはレッドゾーンです。でも、友達や家族をふたりまで家に招待してもいいので、私は友達のH&M夫婦のところに泊りがけで行けることになり、いっしょにクリスマスを過ごすことになりました。キンダーのオマケでつくったツリーがキッチュ

イタリア人にとって、クリスマスや大晦日は特別な日なので、24日から26日、31日、1日、連日食べて飲み続けます。新年になったころには、お腹がいっぱいでなにも食べられず・・・という状況もしばしば。エノテカは24日も営業していたので、お店を閉めてから、17時ごろにH&Mの家に到着。透明なガラスの花瓶にもキンダーコレクションが・・・。

Hがお料理開始。メニューは私の大好物「Olive Ascolane(オリーヴェ・アスコラーネ)」と「Cremini(クレミーニ)」で始まりました。通常フライにしますが、今回は揚げずに、少しオリーブオイルを塗って、オーブンで焼きます。リンゴの皮を剥くように、オリーブの種をくり抜いて、またそこにお肉などの詰め物を入れて元どおりのカタチに形成してつくる手のかかるお料理。これは、Mがオッフィーダでおいしいと言われているお店のモノ。お肉がジューシー!

こちらは、クリームにパン粉をまぶして揚げるクレミーニ。クリームがほんのり甘いのに、アペリティーヴォのおツマミとして出てくるマルケ州のお料理。

そして、2種類の牡蠣登場! フランス産。塩気がほどよく、新鮮でPouilly Fuisseの静かな酸にとてもよく合います!


スカンピはオリーブオイル、赤タマネギ、ニンニク、ショウガで炒め、白ワインでフランベします。レモンの皮をプラス。

続いてオマールエビ。スカンピがメインかと思いきや、これがメイン。タマネギ、ニンニク、トマト、パセリ、最後はレモンを投入してソースをつくり、オマールエビを入れてフタをしていっしょに少し煮込んで出来上がり!

ポテトもフライパンでゆっくり焼いてつけあわせに。Hがこのお皿に合わせたシャンパーニュ「R.Dumont & Fils.Solera Reserve Brut」が絶妙でした! 完璧! すごいな~と感心。

ほかにも、ベルギーの丸ごと食べられるグレーの小エビと、ケールなど、野菜のつけ合わせが・・・。

ドルチェは当然パネットーネ。H&Mの家には、山のようなパネットーネ・ツリーが!? 初日ですが、すでにお腹いっぱい・・・!

フェスタは続きます。Salute(乾杯)!キラキラシャンパンキラキラ

 

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