昨年、家の物置の二階で生まれた野良猫だ。

はじめは、猫が生まれたようだなと思っていた。

どうせ、いずれ出ていくだろうと考えて放置。

いつも、見ると子猫が下を見ていた。

何度も目を合わせていたが、降りられないのか下りないのでただ見ていただけだった。

夏ごろなのか、少し育った。体も大きくなってきたが、細いやせた猫だった。

顔も丸いというよりはとんがった三角形だ。

いつのころからか降りられるようになり、隣の家に行くようになった。

聴けば、親がえさをもらっていたようだ。

しかし、生まれたのはこちらの家でいつもうろうろ遊びに来ていた。

うちの女房殿が、隣の人に餌をやってもいいかと確認して餌をやり始めた

まだ、三か月くらいで餌の時間には来るようになった。でも、抱きかかえるのは嫌いのようで逃げてしまうという。

頭をなでるくらいはいやいやでもできるようになった。

二匹いる。一匹は事故で死んでしまった。少し、大きかったし活発な猫だった。

オスは、小さかったが今では大きい。いつも、見ていたので特徴はすぐにわっかた。顔も体も生まれたときはほかの猫より小さかった。

今は、もう一匹の猫よりも大きくなってしまった。オスだという。小さいほうはメスでいつも二匹仲良く餌を食いに来る。

多少、癒される感じがする。