kiyoちゃん3月の予定kiyoちゃんは2/27~3/15ぐらいまで和歌山にいる予定です。3/28の池袋サンシャインシティのイベントで、衣装提供することが決定しましたパチパチまだ詳細は未定ですが、分かり次第UPします!
アメイジング・グレイスアメイジング・グレイスにまつわる映画が3月に公開されます。ドラマ「白い巨塔」でヘイリーが歌ったり、結婚式で使われたり、日本でもよく聞く曲です。英語だし、賛美歌だし、よく意味が分からず聞いているのに、なぜか胸がつまるような気分になることがあります。アメイジング・グレイスの作詞者は、イギリスの元奴隷船の船長です。輸送途中に嵐にあい、神に必死で祈ったところ、奇跡的に命が助かったのをきっかけに改心しました。後に牧師になり、奴隷貿易に関わっていたことを悔いて、この歌を作詞しました。最大の奴隷貿易地がアメリカだったためか、アメリカで特に愛唱されています。作曲については不明です。大航海時代、奴隷商売が当り前で、動物以下の扱いだったのはよく知られているところです。奴隷は病気になると船から捨てられたり、自殺する者も多かったので、奴隷船の後ろにはサメがついてきていました。反乱を防ぐために、肩や脚を脱臼させたまま運ぶこともありました。奴隷貿易と言えば黒人ですが、実は日本人もいたのです。ポルトガルからの商人や、日本人奴隷輸出に加担するキリシタンも少なくなかったようです。それで、キリシタン弾圧、鎖国という政策がとられたのでした。鎖国の後、日本人の奴隷輸出は完全に無くなりました。キリシタン弾圧とか鎖国と聞くと、悪いイメージが真っ先に浮かびますが、国民を守るためのことでもありました。歴史には良くも悪くも両面があるということですが、奴隷として売られた者がいたのも確か、キリシタン弾圧で処刑された者がいたのも確か。日本人もアメイジング・グレイスを聞いて涙する理由があったのですね。しかし、奴隷にまつわる歌を結婚式で使うって、意味深~。