終戦記念日。
時代がどんどん移りゆく中で、
変わず語り継がれるもの。
語り継がれるべきもの。
戦争の悲劇。
経験して無いから、
時代が変わったから、
過去の話、、、
そんな理由は関係なくて、
再び起こるようなことがあってはいけない。
絶対繰り返してはいけないコト。
奇しくも戦争を題材にした作品に関わってる今。
その作品には、戦場で命を落とした人だけではなく、その家族や、その時代にそこに生まれた事によって戦争に巻き込まれ、命を落とし、生きながらえても後遺症や悲しみに苦しむ人たちがいる。
「ミス・サイゴン」は
決してただの悲恋物語でなく、
戦争によってもたらされた、
ほんの一部の悲劇だということを、
舞台人として表現できたらと思う。
その時代に生きた人々に敬意を持って。
それが、私にできること。
黙祷。
きっかわきょうこ