1979年の台湾映画。
張鵬さんが梁修身さんの出所を梁修身さんの伯父に知らせます。3年間の刑期を終えて出てきますが、彼を刑務所に放り込んだ男性は殺す気でいました。駅に刺客を行かせ、殺させる手筈を整えます。
男性を嫌う数名の仲間が梁修身さんを無事に迎えるためにどうしたらいいか考えます。嘉凌さんの父 葛香亭さんは中心的な存在です。
仲間も駅で彼を待つことにします。李泰文さんがやってきます。黃國柱さんがこっそり線路の近くに入り込みます。張鵬さんは彼と戦います。そうこうしている間に機関車が到着します。
しかし、梁修身さんは降りてきませんでした。李泰文さんと黃國柱さんに殺させようとしていたので、男性は実行できなかったことを怒ります。
甥の梁修身さんはこっそり嘉凌さんの家に来ていました。葛香亭さんは年だし、体が不自由なので彼を助けてやることはできません。梁修身さんは1人でがんばることを誓います。
嘉凌さんと母のお墓へ行きます。嘉凌さんは梁修身さんにある女性から頼まれたものを渡します。それは女性の髪でした。お互い、想って合っていたのですが、彼女は結婚してしまいました。凹んでいると白鷹さんが登場します。戦うのかな~と思ったら、道を訊かれただけでした。
張鵬さんと湯生さんは隠れている梁修身さんに会いに来ます。彼らの敵は3年前より強くなっており、誰も彼に対抗することはできません。1人でがんばるつもりだと話すと2人は協力すると言ってくれます。そして、謝自生さんも加わります。
ボスのところに白鷹さんが訪れ、雇ってくれと言います。ボスは彼の腕前と度胸を見込み、雇うことにします。彼の条件はボスの言うことしか聞かないこと。彼は賭博場の経営を任されます。そして、近くにいた王圻生さんともう1人を自分の使用人として無理やり引き抜きます。抵抗したら、ボコられてました。お蔭で出番が増えたね。
賭博場へ梁修身さんがやってきます。白鷹さんも登場。敵の立場でありながら、味方同士のような会話をして、梁修身さんは去ります。護衛に囲まれますが、白鷹さんが救ってくれます。
ボスは白鷹さんが梁修身さんを逃がしたことを怒ります。ボスの息子 江明さんは妻のところへ行きます。妻は梁修身さんの元カノ。彼のことを知らせると動揺します。
ボスは白鷹さんに文句を言いますが、彼はつらっとしてかわします。味方だと思わせて、梁修身さんを守る形なのかな。3日以内に決着をつけることを約束します。口元のほくろがセクシーですね![]()
ボスの息子も側近も白鷹さんを疑います。試すことにします。彼の滞在先に行って、ぶっちゃけどうなのか問い詰めます。更に詰め寄ったところ、手下の馬場さんが撃たれます。白鷹さんは強いだけでなく、銃の扱いもすごかった![]()
ボスの話によると梁修身さんは自分にとって困るトラブルを起こしたので、刑務所に3年間送ったそうです。その間に母は亡くなり、GFは息子の嫁になったという。サイテー。
ボスは自分の身を守ることと彼の殺害を白鷹さんに依頼します。白鷹さんは自分を監視するような体制をしないで自由にしてほしいと言います。そうすれば、梁修身さんとのコンタクトも可能になり、殺せるからと。白鷹さん、頭いいね。
嘉凌さん宅にボスの遣いが様子を見に来ます。荊國忠さんもいました。梁修身さんはイライラします。
ここから不自然な編集になっており、いきなり賭博場を張鵬さんが荒らしているところとなります。白鷹さんを蹴りますが冷静に微笑み返す姿を見て、帰ります。帰宅途中、手下たちに襲われます。張鵬さんはボコボコにされてしまいます。
梁修身さんは薛漢さんと再会、お酒を飲みに行きます。余裕あるな。
張鵬さんは拘束され、ボスに尋問されています。梁修身さんの居場所を言わないと脚を壊すと言われますが、彼は拒否します。金槌で彼の膝を壊そうとした瞬間、白鷹さんが登場。さっきのお返しだと彼を殴り、失神させて助けます。
白鷹さんは薛漢さんと情報交換します。2人はどういう関係なのでしょう。ちょっと理解できませんでした。秘密の目的がありそうです。
ボスは早く梁修身さんを倒したいので、次の手を打ちます。嘉凌さんが外出中、手下は家に上がり込み、父親を襲います。。精一杯抵抗しますが、巨漢の男性2人は勝てるはずもなく。殺されてしまいます。嘉凌さんは帰宅して、彼らと遭遇。父の遺体を発見して、激昂します。
ボスの元へ向かいます。たくさんのチンピラがいます。その中に程天賜さんがおりました。嘉凌さん、すばらしいキックとパンチでみんなを圧倒しますが、ナイフを持った程天賜さんに腹を刺されます。悪リッキー。更に刺されます。ボスの元へ行って、何とか倒そうとしますが、彼に張り飛ばされ、銃殺されます。
伯父と従姉妹の死を知り、怒る梁修身さん。外に出るとチンピラたちが待ち構えていました。激オコなのでがっつり戦い、彼らを叩きのめします。
そのままの勢いでボス宅に向かおうとする梁修身さんを白鷹さんは止めようとしますが、彼はもう我慢できませんでした。白鷹さんは殴られ、白鷹さんもキレます。また争いが。薛漢さんが止めに入ります。
秘密の場所でアヘンを作っていました。羅烈さんが登場。取引相手の遣いです。調べている者がいるので取引を一時停止し、様子を見ようということでした。
羅烈さんが馬で移動していると白鷹さんがいます。止まる羅烈さん。戦いの末、白鷹さんが勝ち、いろいろ情報を聞き出します。今回の羅烈さんはヘタレな感じです。
薛漢さんは王圻生さんたちに襲われます。でも、殺されませんでした。
白鷹さんはボスに呼ばれます。そして、ここに来た本当の目的を問われます。拳銃を持った手下たちに囲まれますが、答えずにボスが怯むようなことを言って去ります。聞き取れなかった。
白鷹さんと薛漢さんが山の中で話をしていると江明さんたちが銃を持って襲ってきます。白鷹さんの方が動きが早く、江明さんだけになってしまいます。
江明さんを人質に白鷹さんはボスにアヘンの精製所を教えるように迫ります。ボスは息子も一緒に殺そうとしています。嫁がボスに止めるようにお願いをしますが、ミスで息子に弾が当たってしまいます。泣く嫁。ちょうどやってきた梁修身さん。白鷹さんはボスに銃を突き付けます。殺気をまとった梁修身さんですが、白鷹さんに我慢するように言われます。
まずはアヘンの精製所を突き止めなくては。場所を見つけたのですが、終了20分前にいきなり岳華さんが登場します。ゲスト枠?羅烈さんのボスかな?
白鷹さんは苦境に陥ります。ボスは梁修身さんがいるとマズいので彼を排除した方がいいことを岳華さんに伝えます。岳華さんは街に向かいます。
岳華さんが何を考えているのかわからないので、梁修身さんたちは外に出て相談します。
岳華さんは薛漢さんを気絶させ、他の3人に医者に連れて行くように指示します。これで岳華さんと梁修身さんだけに。
白鷹さんは捕まり、ボスにキレられてました。すると、ボスの側近だった男が裏切り、ボスに拳銃を突き付けます。岳華さんに買収されていました。ボスも白鷹さんもアへン精製所と一緒に潰す計画のようです。そこに梁修身さんもやってきます。彼も一緒に殺す予定のようです。恐るべし、岳華。
白鷹さんは中で反乱を起こし、梁修身さんは外で戦います。梁修身さんは岳華さんと戦います。
そんなに憎いわけではないがなぜか岳華さんと戦っている梁修身さんががんばっている間、白鷹さんは精製所の奴隷と協力して、ボスや裏切り者と戦っていました。
白鷹さんが外へ出るとナイフを突き付けられた梁修身さんが。駆け引きが始まります。側に落ちていた銃を拾おうとしていた岳華さんをよろけさせたのですが、岳華さんの反応が早く、白鷹さんは撃たれます。だけど、岳華さんが急に隙だらけになり、白鷹さんに撃たれます。岳華さんは亡くなります。
白鷹さんは全てを警察に知らせるよう頼んで梁修身さんの腕の中で亡くなります。潜入捜査官ということだったのかな。
精製所から出てきたよろよろのボスに銃を向けながら、彼と山を下りる梁修身さんの姿で終わりです。景色がきれい。
70年代前半の雰囲気を漂わせた映画でした。ボスがあっさり弱くなり、ラスト20分で登場した岳華さんがラスボスってのはちょっと![]()
でも、ずっと白鷹さんがかっこよかったです。梁修身さんが思ったほど活躍してなくて、気の毒でした。嘉凌さんより見せ場ないかも
今回の嘉凌さんも過剰に自己主張するキャラでなくてよかったです。
張鵬さんが戦うのをあまり見たことがなかったのですが、とても身軽でいい動きをする方だなと思いました。
話はちょっと粗い部分がありますが、クールでセクシーな白鷹さんが堪能できます。
