1983年の香港映画。白彪さんが主演です。
彼は水晶
を使った彫刻家です。水晶マニュアルに高価な水晶を彫るときには血を付けないように気を付けることと注意が書かれてありました。水晶には魔力があるので、うっかり血を付けるとその水晶に命が宿るからです。しかし、白彪さんはそれを信じず、作品に血を付けます。
蕭玉さんの父親は毒薬作りの専門家。手下が水晶人に殺されます。蕭玉さんが彼の遺体を調べてみると水晶の球が出てきました。これは白彪さんが住んでいる地域の水晶でした。そこから、推理した蕭玉さんは白彪さんが作った水晶人が男性を殺したと判断。手下を白彪さんのところへ向かわせます。
白彪さんは自分の作品置き場を見てみると血を付けた作品がなくなっていました。手下から逃げ、相棒の秦煌さんと水晶人を探しに行きます。
水晶人は蕭玉さんたちを襲い、彼は亡くなります。蕭玉さんの父親は激怒
この人、常に顔を白い仮面で覆っているので不気味・・・。疑わしいと思われる王戎王のところへ行きます。しかし、彼は疑惑を否定し、協力すると言ってきます。
蕭玉パパも水晶人に襲われます。水晶人も顔を仮面で覆っているので不気味。パパは毒のプロなので水晶人に毒を刺して撃退します。
白彪さんたちは旅の途中でけがをした若い女性を発見。敵に何度も襲われそうになりながら、3人で移動します。
怪しげな客棧には泊まらず、古い宿に1泊することに。しかし、それに気づいた手下たちは宿に火を点けます。若い女性を助けようとするものの、既にいなくなっており、白彪さんたちも逃げます。彼女は白彪さんたちに簪と地図を残していました。
地図が示している場所へ行きます。その途中、秦煌さんが手下の罠に引っかかってしまい、捕まります。彼らの置き手紙を見た白彪さんは秦煌さんを助けに幽霊島へ向かいます。彼らの狙いは地図です。
逃げ出した秦煌さんは手下か、よくわからないものに襲われ、首をけがします。白彪さんは彼を助け出し、杜家荘へ向かいます。杜家荘の主 陳佳思さんは白彪さんから地図を取り上げ、破いてしまいます。そして、秦煌さんの治療のためにここに滞在するよう言います。白彪さんは知りたいことがたくさんあるのですが、何も教えてくれません。
杜家荘のあちこちを歩いているうちに気になる建物を見つけます。閉じられていた建物の中は血だらけ
翡翠さんに訊くと、ここは水晶さんがかつて住んでいた場所でした。彼女は毒に苦しみながら亡くなったというのです。解毒薬がありましたが、陳思佳さんが独占していたため、飲めずに死んだそうです・・・。
白彪さんはいろいろと危険な仕掛けがしてある洞窟へ来てしまい、陳思佳さんに捕らえられてしまいます。そこへ蕭玉パパがやってきます。
白彪さんはなぜか自由の身になります。洞窟内を歩いていると秦煌さんを見つけます。彼を牢から出してやりますが、様子がおかしくなっていました。白彪さんに襲いかかり、いろいろな仕組みをいじりまくり、結果、彼は亡くなってしまいます。
陳思佳さんと蕭玉パパのバトルが始まります。パパは爆発して亡くなり、陳思佳さんは毒を注入されます。解毒薬を翡翠さんに持ってこさせますが、どれも中は空。間に合わずに亡くなります。
ほほ笑む翡翠さん。彼女は冷酷な陳思佳さんを憎んでおり、復讐としてわざと解毒剤を飲ませなかったのでした。
そして、真のボスは王戎王でした。妻の陳思佳さんは彼の命を受けて、たくさんの殺し屋を育成し、悪事を働いていたというわけです。水晶人はその殺し屋の1人でした。
水晶人が住んでいた家には隠し部屋があり、白彪さんがそこを開けると彼女がいました。実は翡翠さんが陳思佳さんが持っていた薬をこっそり飲ませて助けていました。
杜家荘へやってきた王戎さんは翡翠さんの計画を知り、彼女を捕らえます。なぜか裸にされている翡翠さん。ここは裸OKの女優さんがボディーダブルをしていました。
白彪さんと水晶人で翡翠さんを助け出し、白彪さんは王戎さんと戦います。王戎さんは裏で蕭玉パパを利用していたのですが、邪魔になり彼らを殺したのでした。途中、水晶人さんが助けに入りますが、彼女はすぐに王戎さんに刺され、亡くなってしまいました。
5人に分裂して、襲いかかってくる王戎さん。白彪さんは冷静に1人1人の動きに耳を傾け、本物を見分けて、倒すことができました。
蕭玉さんを目当てに観ましたが、すぐにかなり残酷な殺され方で退場してしまい悲しかったです。
水晶人とは何だったのか?翡翠さんとか真珠さんとかいたけど・・・。その人たちも翡翠や真珠で作られた作品だったってことかな?その辺の設定が英語字幕では理解できず・・・
ちょっと悔しさが残る作品となりました。
