1973年の香港映画です。
刑務所から3人が脱獄します。江生さんは脱獄者の1人。ちゃんと役名のある役を演じていて驚きました。20歳くらい?エイジレスな方だけど、若々しい
捕まってしまいますが、理解のある刑務官が饅頭と見せかけて、鍵とロープを差し入れてくれます。何か取引をしたようです。刑務官が同僚の気を引いている間に再度脱獄します。
3人は兄弟。母親と落ち合い、移動している途中、暴漢に襲われている女性を発見。助けます。暴漢はボスのところへ戻り、3人のことを知らせます。仲間を連れて、彼らの家へやってきますが、3兄弟はあっという間にみんなを叩きのめします。
江生家の人々は危険を感じ、別なところへ移動します。
ボスはまだ彼らのことを諦めていないようです。新しい家に何者かが侵入しようとします。顔を隠した女性は暴漢が家に放った火を消します。暴漢は3兄弟に気づかれ、暴漢とその仲間はまた3人に叩きのめされます。
3兄弟が木を切っていたら、姑娘がやって来て倒れてしまいました。連れて帰って看病したら、元気になりました。彼女を守る気満々の3人にそれぞれ指示を与える母親。母は強し。料理担当、ベッド作り担当、部屋作り担当。姑娘の笑顔を見て、デレる3兄弟
しかし、夜中に家を抜け出して家の下を掘る姑娘。怪しい・・・。でも、一緒に住み続けます。
3兄弟がけんかしても全く動じない母。強し。けんかになったとき、江生さんがお兄さんを煽って逃げるシーンが既に江生さんだな~と嬉しくなってしまいました。江生さんの「來了~.」という台詞、好きです
懲りずにまた暴漢たちがやってきます。戦っている最中に姑娘を心配してやってきて、母親に「戦ってこい。」と追い返される3人がかわいかったです。
3人は騙されて変なガスが出ている山へ行き、倒れてしまいます。息子たちを探しに来た母親は暴漢に襲われますが、そこでなんと!なんと!3兄弟の脱獄を阻止した鞭の刑務官がなぜか登場するのです。山で倒れている3兄弟も救出します。
暴漢たちの更に上の悪い人たちが登場します。山茅さんがここで登場。3兄弟は勝てるのか?
刑務官の訪問により、なぜ3兄弟が逮捕されたのか明らかになります。結婚式を挙げようとしている家へ軍人が乗り込み、婿さんを殺し、嫁さんを襲っていたのを防いだからです。
因果関係はわかりませんが、刑務官と悪人たちは戦います。殺されてしまいます。
3兄弟+姑娘と悪人たちが対決します。姑娘は本当は強かったみたいで、最後の戦いではいいアクションを披露していました。
とにかく、みんな、戦うんだわ3兄弟は一旦、引いて様子を見ようという概念がない。江生さんと姑娘はけがをして、途中から出なくなるけれど、兄貴2人はひたすら戦い続けます。すごいわ
無事にラスボスを倒して、終わりです。約15分間の死闘を見せていただきました。
この映画の主人公はお母さん?お母さんの子育てがいかにすばらしいものだったかを実感する映画だったかなと。3人ともいい子だわ~
ワイヤーなしのピュアな功夫映画はいい。癒されました・・・