「御劍伏魔」 | kiyokiyo world Ⅱ

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昔の功夫映画ばかりです。

1982年の台湾映画です。動作導演は江生さん。

 

冒頭、井淼さんと井莉さんが親子で出演。宇宙か天上にいるようです。師匠と弟子設定。どうしても困ったときはこの袋を開けるようにと特別なアイテムを渡されます。彼女は何かを果たすために地上へ降りるようです。

 

場面は変わり、切り立った崖から江生さん、龍飛さんたちが降りて、洞窟へ入っていきます。仲間の1人が既に崖から落ちて亡くなっています。

 

一番後ろの江生さんが滑って転んだら、将棋倒しっぽくなって、一番前の人が穴に落ちてしまいます。ドライアイスだらけ(!?)の妙なところを歩き出したら、また1人沈んで骨になってしまいます。江生さんはゴムボートみたいなものを用意して、みんなで渡ります。いろんなところに仕掛けがあり、1人1人亡くなっていきます。変な生き物?機械?が飛んできて、彼らを襲います。

 

遂に江生さんと龍飛さんは剣と宝の地図を発見します。龍飛さんは欲に目がくらみ、江生さんを殺そうとします。江生さんは剣を彼に渡し、宝の地図を持って逃げます。毒ガスのようなものが吹き出し、龍飛さんは穴へ落ちてしまいます。江生さんは数々の仕掛けドクロをどうにか切り抜け、外に出ることができます。

 

しかし、外には宝の地図を狙っている人たちがいて、江生さんは狙われます。崖は結構険しくて、登ったり、下ったりするのはかなり大変だっただろうなと感じました。黒地に4色の色をまとった男たちに襲われ、江生さんは滝に落ちて逃げることを余儀なくされます。(多分、赤が茅敬順さんだと思われます。画質が悪くて断言できない。涙)

 

女性が水浴びをしていると江生さんが滝から落ちてきます。そこへ孟飛さんがやってきて、江生さんを引き上げますが、既に亡くなっていました。首に巻き付けていた地図を発見。

 

江生さんをそのままに(!!)孟飛さんとGFが谷峰さんに地図を見せると谷峰師匠は表情を変えます。谷峰さんはGFの父親でもあります。結構、偉い人みたい。これはマズい地図だと判断して、娘の背中に地図を写し、孟飛さんと2人で遠くに行かせます。

 

谷峰さんは張翼さんと4色男性を迎えます。翼、ゴージャスキラキラ谷峰さんは殺されます。張翼さんは谷峰さんの計画を知り、孟飛さんたちを襲います。4人はかなり強く、孟飛さんは限界に近付いていたところ、井莉さんが助けてくれます。

 

孟飛さんたちは妙な茶屋にたどり着きます。病気やけがの治療もしてくれたり、建物にいろいろ仕掛けがあったり。両親を早くに失くした女性が経営しています。泊まっている孟飛さんたちを4人が襲います。変な茶屋は焼かれてしまいます。

 

茶屋を出て、川を渡っていたところ、忍者チックな格好の張翼さんに襲われ、GFを誘拐されます。傘に乗って(?)彼を追いかける井莉さん。身投げしようとしていた茶屋の娘がそこに飛び込んできて、更にカオスになります。結構シュールなシーンでした。

 

GFさんがけがを負ってしまったので、井莉さんは彼女を連れて、先に孟飛さんの家へ行きます。そして、治療を施します。孟飛さんたちはずっと井莉さんを男性だと思っていて、治療の様子を見て、GFによからぬことをしていると誤解します。エネルギーをGFにあげたのでフラフラなまま井莉さんは孟飛さんの家から立ち去ります。

 

孟飛さんは間違いに気づき、井莉さんを助けました。彼女を治すためには特別な実を食べる必要がありました。その実は九音魔女が管理していて、手に入れるには魔女に気に入られることと結婚することが条件でした。孟飛さんは井莉さんのためにその条件を受けます。茶屋の娘も孟飛さんが好きなのでそれには猛反対でしたが。孟飛さんってモテモテ設定が多いですねハート

 

帰宅してみると母は殺され、GFは張翼さんに連れていかれてしまっていました・・・アセアセ

 

張翼さんはGFの背中に描かれてある地図を見て、宝のある場所へ向かいます。4色男性4人中3人が罠にはまり、危険な粉、ガス、巨大な刃物で死んでしまいます。舞台はチープなんだけど、3人とも殺され方が違うところに制作者のがんばりが伺えました。宝に近づける道を発見します。しかし、やっぱり細かい仕掛けがあって、最後の男性も死んでしまいます。困る翼・・・。GFを宝の側に無理やり近づけ、彼女も死んでしまいます。

 

その直後、孟飛さん、井莉さん、茶屋の娘、魔女がやってきます。張翼さんは宝を取って逃げていってしまいました。

 

孟飛さんは亡くなったGFのことを考え、落ち込んでいます。井莉さんはパパからもらった「男性しかできない」特別な剣術を彼に伝えます。(何だ、それ。)孟飛さんは特別な実を食べて、健康を保っていましたが、最後の修行で大きなけがを負ってしまいます。魔女は死を覚悟で底なしの黒金池へ潜り、1000年もののすごい蓮を取ってきてくれます。

 

翼は宝である武術の冊子を研究し、妖術を磨きます。翼が5人になった~アセアセ武術界のトップを倒し、一番の実力者となります。どんな人が来ても平気。無敵状態です。物乞い派の代表として王圻生さんが襲いかかっていました。

 

健康を取り戻し、剣術のスキルもアップした孟飛さん。しかし、自分のために魔女が命を落としたと知り、また凹みます。茶屋の娘は激レアな蓮を薬にして、孟飛さんに飲ませます。苦しんで、なぜか娘さんと倒れ込みます。え?どうして急に甘いムードになる?

 

で、孟飛さんと井莉さんは張翼さんの所へ向かい、最後の戦いが始まります。

 

途中で画像が切れて話が飛躍している箇所が数か所あったので、よくわからない部分がありました。レアな映画なので仕方がないですね。

 

孟飛さんは途中でダウン。しかし、茶屋の娘がもってきた例のヤバい蓮の薬を飲んで、復活!張翼さんを倒します。10幾つにも分裂した張翼さんを倒すシーンが80年代っぽくていいな~と思いましたデレデレ

 

江生さんがかわいくて、要領のいいキャラを演じていたので、もっと活躍してほしかったです。多分、井莉さんのアクションシーンでは代わりをしていたのではないかと思います。だから、井莉さんのアクションシーンもしっかり観ました照れ

 

大手の会社に比べてお予算が少なかったでしょう。けれども、いろいろな仕掛けや仕組みに工夫を凝らし、張翼さんの衣装も数種類あり、随所からスタッフのがんばりオーラを感じましたおねがい

 

蓮の薬、ヤバい。張翼、ヤバい。という映画でした。