1977年の香港映画です。
傅聲さんは祖父を頼って香港へ来ましたが、不法移民のためIDがありません。なので、正規の仕事に就けません。功夫で鍛えた握力でオレンジジュースを絞って売る仕事を始めることにしました。(今ならあり得ない。けど、傅聲さんが作ってくれるなら飲みたい)無許可なので、警察が来ると慌てて逃げます
一方、孫建さんは台北でテコンドーの指導もしている大学生裕福ではありませんが、留学したいと考えている穏やかで真面目な学生です。
傅聲さんは王龍威さんとトラブルになります。彼らは仕事をしている祖父の邪魔もし出す始末。挙句の果てに傅聲さんはコカイン所持の罪に落とし入れられます。
ということで、サンフランシスコへ逃げます。どう見ても王龍威さんはよろしくないオーラがすごいのに・・・。傅聲さん、思い描いていた生活ができず、判断力が鈍っていたのかもしれません。
留学できた孫建さんと出会い、仲良くなります。同じレストランで働き、2階で同棲同居します。不法移民だし、学生が就労するのはよくないので2人はやっすい給料でめちゃくちゃ働かされます
傅聲さんと孫建さんが一緒に寝ながら、あれやこれやと夢や悩みを語るシーンがステキでした。
サンフランシスコの悪者 羅莽さん、腰が細い・・・。それでいてムキムキ&バキバキ。すご胸に虎の刺青。フォロワー役で江生さん。
運がないのか、判断力がないのか傅聲さん、甄妮さんのいるクリーニング店でチンピラとまたトラブルになります。羅莽さんがレストランにやってきたところでこれまたトラブル。
サンフランシスコの悪者2人目 郭追さん。胸に龍の刺青。珍しく上半身裸で女性を抱いているシーンがありました。
傅聲さんは郭追さんに拾われ、ようやくまともな生活が送れるようになります。でも、祖父にたくさん眼鏡を送るシーンで彼の心は変わってないことが伝わってきました
一方、孫建さんは勉強と仕事の両立に追い詰められていました真面目にがんばっているけれど、報われない状態でした。先輩の調理師から薬を勧められ、手を出してしまいます。
夢と希望があった傅聲さんと孫建さん。2人の道はどんどん違ったものになっていきます。
傅聲さんは甄妮さんとはまだ仲良くしていますが、父親は彼を嫌います。ヤクザなことをしてリッチな暮らしをしているからです。
傅聲さんは孫建さんにわからないようにレストランの親父に彼をこき使わないように釘を刺します。そして、お金を渡し、給料を上げるように言います。親父は孫建さんが薬をやっていることを話します。驚く傅聲さん。
そして、裏では羅莽さん&王龍威さんが彼を狙い、郭追さんも傅聲さんをいいように扱っているという事態が起こっていました。
傅聲さんは孫建さんに薬を止めるように言い聞かせます。郭追さんも薬を売っていた事実を知り、大きなトラブルとなります。
八方塞がりになってしまった傅聲さん。これからどうなるのでしょう・・・。
続きます。