金庸さんの小説が原作です。1977年の香港映画。4部作になっており、張徹監督が気合いを入れて取り組んだ作品のようです。
難しそう・・・って思ったのですが、OPがかっこよくて一気に惹き付けられてしまいました。登場人物をかっこよく紹介。鹿峰さんと羅莽さん、違う名前でクレジットされてる~。
金庸さんのお話はちょっと複雑だけどワクワクする設定が魅力です
鹿峰さん、当時21歳くらいだと思うのですが、江南七怪のメンバーである中年の武術の先生役をしていました。あまり違和感がない!傅聲さんを敵から守り、亡くなります。(ま、続編に全部出るから大丈夫。)
羅莽さんも江南七怪のメンバーですがあまり目立たないです。台詞も少ないです。
江南七怪は傅聲さんをびしびし鍛えて、来るべき戦いで勝てるように18年間育ててきたのですが、どうにも彼は上達が遅い。焦るメンバー、焦る本人。だけど、優しくて大らかなので、みんなのサポートを受けて、苦難を乗り越えます。
「蛇貓鶴混形掌」で火星さんと共演した恬妞さんが活発で怜悧なGFを演じています。彼女は生い立ちが複雑です。でも、傅聲さんが常に彼女のことを心配し、応援してくれることで恬妞さんは幸せに。傅聲さんの戦いを常にサポートします。
ようやく郭追さん、登場~。20代でおじいちゃんの役を演じていました。でも、この人、傅聲さんが強くなるために欠かせない存在なので役としてはかなり重要です。めちゃくちゃ強いけど、いたずら好きでちょっと常識がない。なので、傅聲さんが振り回されることも。そんなキャラなので「街市英雄」レベルの顔芸を見ることができます。かわいい。
傅聲さんはゆっくりなだけでちゃんと教えてもらったことは確実に身に付けていっています。そして、穏やかな性格なので個性の強い武術の達人とも仲良くなれ、レアな情報や戦いのスタイルを身に付けることができるという。そんなお話でした。
江生さん、ちょっとだけ登場。
楊雄さんが珍しく上半身を出していないのが印象に残りました。
ちょっとだけ出演している惠英紅さんは張徹監督が唯一義理の親子の契りを結んだ女優さん(!!)だそうです。だから、張徹監督の作品に何度も出演しているのですね。
さてさて、ようやく結婚にたどり着いた傅聲さん。続きが楽しみです。