1981年の香港映画です。邦題は「仮面復讐拳」。張徹監督は男性を苦しませたり、困らせたり、悲しくさせたりするのがお好きだったのかな?
不気味な仮面をつけた男たちがあちこちで暴れています。トップ3は金色の仮面をつけ、金色の槍を持っています。あちこちで暴れ回っているのになかなかしっぽを掴むことができません。誰なのか、どこを拠点としているのか。
彼らを調べていた男性が殺されました。彼は亡くなる前、仲間である江生さんたちにいくつかの情報を残してくれました。それらをもとに江生さんたちは本拠地を思われる場所へ向かいます。
鹿峰さんはその土地の名士。江生さんたちと謎の集団を追い詰めるために合流します。
江生さんたちが泊まった安い宿の料理人は郭追さん。江生さんたちの話を興味津々で聴こうとして追い払われてしまいます。目つきが鋭い・・・。何か企んでいそう。
鹿峰さんは安い宿に自分も泊まるという。いぶかる江生さんは仲間を1人、彼の部屋の隣に寝て様子を見させ、もう1人を鹿峰さんの家の偵察に行かせます。しかし、仲間は2人とも殺されてしまいます。謎の集団は神出鬼没。怖い
鹿峰さんは何か知っているのか。
え!?私も縄の上で眠れるようになりたい!!
で、とにかく、錢小豪さんはミステリアスな郭追さんに関心をもつようになります。かまどに火をつけるのを手伝ったり、料理を作ったり。(料理は仲間から不評・・・。)
郭追さんが金の仮面と槍を隠し持っていたことがわかり、疑いは一気に彼にかかります。どうなってるの?
槍が刺さり過ぎる・・・。柄まで行っとる・・・。痛そ~![]()
ネタバレになるのでここで止めておきます。最後の最後まで謎があり、楽めたということはお知らせしておきます。
張徹監督セオリー。お気に入りは殺す。そして、お気に入りは殺さない。
衣装や小道具も凝っていますが、今回はセットも手が込んでいました。私だったら、喜んで悪役を演じた~い。
鹿峰さん、郭追さん、江生さん、朱客さんが武術指導を担当しているのでラストバトルは圧巻でした。王力さんもいいアクションを披露していました。
そして、毎回恒例の「江生さんの強さって何なんだろ?」タイムを過ごしました。何度見てもわからないけど、でも、確かに強いのです。本当に魅力的![]()
錢小豪さんをどこかで観たと思っていたら、「殭屍先生」の秋生か!!そうだったんだ。すごくびっくりした
まだまだ不勉強な私です。
