黄正利さんが監督・主演した1981年の作品です。
珍しく悪役ではありません。髭なしでいい人を演じています。
悪役だろうが何だろうが動いている姿を見られれば、私は満足です
王將さんも出演されているので、嬉しかったです。
ちょっとコメディっぽいこともやっていて、なんかドキドキしてしまいました。いつも冷静な行動しかしないもので・・・。
しかも、なかなか善意が報われにくいキャラなのでますますドキドキしてしまいました。いつもなら人の気持ちなんてお構いなしなのに・・・。
スーパーキッカーでありながら、それに頼らないアクションをするところがすばらしいと思いました。王將さんとお箸(!)を使って戦うところが面白かったです。
しかし、キレると怖い・・・。善人だろうが悪人だろうが、この人はキレさせてはいけないオーラが常にある。無力な妹と妹の夫(←この人はちょっと悪い。)を高雄さんと王將さんに殺され、スイッチが入ってしまいます。王將さん、後半はぎたぎたにされてました。○責めまで・・・ひぃー。
善人のときが最も怖いですね、黄正利さんは
筋が通っていて、なかなか迫力のある作品でした。