乙一さんが少年少女＆かつて子どもだった人向けに書いた本。
ルビが丁寧にふられています。単行本の装丁がとてもかっこいいので読んでみることにしました。
登場人物がチョコレート
のブランド名だったり、チョコレートを使ったお菓子の名前だったりとチョコレート好きにはたまらないお話でした。
だけど、話の内容はビター
前半はハリー・ポッター的な感じでいいなと思っていたのですが、後半からイメージががらりと変わります。これが乙一ワールドなんだね。
主人公のリンツくんは超個性的な脇役たち（ドゥバイヨルとロイズ！！）にこれでもか、これでもかと振り回されながらも怪盗ゴディバの謎に迫っていきます。
読みやすく、単行本の装丁もお話のイメージに合っているので、チョコレート好きな人もそうでない人も読んでみてください。
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銃とチョコレート (ミステリーランド)
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