カレル・チャペックの作品です。お兄さんであるヨセフ・チャペックの挿絵がとてもいいです。
才能がある兄弟だったのですね。
読んだことがない古い童話を読もうと図書館で探して、読んでいます。
ヒトラーの批判をしたことで、ヨセフは強制収容所へ入れられ亡くなります。
カレルは捕まえられる直前に病で亡くなります。
この本は河童や妖精、魔法使いなどが登場するほわほわしてのんびりした内容ですが、お2人の人生を知ると心の中は熱くて、強かったんだなと思いました。
ヒトラーがいなければ、もっとこういうほのぼのとした温かい作品をたくさん書いていたのかな・・・。
それを思うと少し切なくなりました。
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