両親が観ていたのをなんとなく観ていました。面白くて、途中から真剣に観てしまいました![]()
とても楽しかったです!さすがビリー・ワイルダー監督!!
古いから、舞台設定が戦場だからと先入観で避けてはいけないですね![]()
ドイツ軍によってアメリカ空軍の捕虜が集められた第17捕虜収容所。脱走を試みたり、ラジオなどを手に入れたりするのですが、すぐにばれてしまいます。どうやらこの中に内通者がいるようで・・・。
要領がいい主人公はスパイ容疑を仲間からかけられ、みんなからリンチを受けます。
味方がいない中、彼は誰がスパイなのかを探り始めます・・・。
公開当時に観た人なら配役から誰がスパイなのか大体想像はついたかもしれません。私はわかりませんでした。
話の軸となる俳優さんたちだけでなく、一緒に捕虜生活を送っていた仲間役の人たちも個性豊かに描かれていたので、誰がスパイでもおかしくないと思ったからです。
物がなく、閉鎖的な環境の中、めげずにたくましく生きる捕虜の皆さん。そして、心に深い傷を負ってしまった仲間に親切な皆さん。
戦争だと強烈な描写があるのではと思いましたが、ビリー・ワイルダー監督はそこにユーモアを取り入れて、描いていたので安心して観られました。
スパイがわかった後、この裏切り者をどうするか。下手をすると自分たちが殺されることになるかもしれないし、スパイは上手にドイツ軍に匿われるかもしれない。
要領のいい主人公はどうするのか・・・![]()
鮮やかなラストに私もすっきりしました。
オススメします![]()
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