ドラマで観て、大体の内容はわかっていました。
どういういきさつで殺人が起きてしまったのかを忘れてしまったので、読むことにしました。
主人公のグエンダは自分が幼いころに見た殺人を思い出します。それは自分の継母が何者かに絞殺されたところでした。
夢だったのか・・・!?
自分の父が殺したのか?継母は死んでおらず、誰かと駆け落ちしたのか?
結婚したばかりのグエンダは夫とミス・マープルに助けてもらいながら、真実を追い求めます。
何もかもが確実ではない中で、ねばり強く調査を行い、少しずつ真実に近づいていく3人の執念に感動しました。
こんな話を組み立てられるアガサ・クリスティーはすごいと思います。
愛とは・・・。クリスティーの作品に常にある想いも感じることができる作品でした。
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