昔、ドラマで観て、犯人の暴き方が印象に残っています。事件の目撃のされ方もユニーク。
しかし、他にどんな事件が起きて、ミス・マープルがどのように捜査して行くのかをすっかり忘れていたので読むことにしました。
「ポケットにライ麦を」などに比べると、ミス・マープルの悪に対する怒りはあまりは感じません。まだまだかわいいミス・マープルって感じです
しかし、事件に関わりのありそうな人たちをよく観察し、事件の動機と犯人にたどり着く執念はさすがだなと思いました。
高齢のため、思うような捜査ができない彼女に代わって捜査を受け持つルーシー・アイルズバロウがとても魅力的でした。
彼女の恋の行方も事件の真相と同じくらい気になりました
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パディントン発4時50分 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
929円
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