昨年も感想を書いていますので、②とします。
「カリブ海の秘密」の続編となっていますが、私はなぜかこちらの方を先に読んでいました。
「カリブ海の秘密」を読んでからもう1度読むと理解度が違います。
うまい絡め方だな~と感心しながら、読み直しました。
アガサ・クリスティー、すごい何が事件なのかわからないところからスタートしちゃうんだもの・・・。
これから起きるのか。過去にあったのか。
どこで?誰が?どうやって?
またしてもページをめくる手を止められず、遅くまで読んでしまいました。
前作でかっこいいじじいだったラフィール氏は亡くなっていますが、亡くなってもなお彼のクールさが伝わってきます。
ミス・マープルと本当にいいコンビだったよな~
人の尊厳を踏みにじって自分の幸せを手に入れようとする者に容赦しない ミス・マープル。
今回もかっこいいです
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