「緑衣の女」 | kiyokiyo world Ⅱ

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昔の功夫映画ばかりです。

ずっと読みたいと思っていたアイスランドの作家の作品です。

 

創元推理文庫から出ていますが、ミステリーというよりは、それぞれの波乱に満ちた人生を描いた物語のように感じました。

 

暴力が満載です。それでも読みたいと思ったのはアイスランドが舞台だったからです。

 

わかりあえない人々の姿がとても悲しかったです。事件の関係者だけでなく、事件を解決する主人公さえも・・・。深い苦しみや悲しみを抱えています。

 

男女平等の国であるとされていますが、アイスランドでもまだまだこのような暴力による悲惨な出来事は後を絶たないそうです。

 

よく読んだなと自分でも驚いています。

 

ラストにちらりと見える希望の光がとてもキラキラと輝いて見えましたキラキラ

 

これからもたくさんアイスランド関連の作品を読みたいです。