私は「長くつ下のピッピ」を書いたアストリッド・リンドグレーンの作品が好きです。
彼女の作品をよりステキに見せていたのは挿絵を担当していたINGRID VANG NYMANの力も大きいと思います。日本では日本人が描いたピッピが有名ですが、スウェーデンではこちらが有名です!
彼女の作品は力強い線なのに細かいところまで丁寧描き込まれているのが特徴です。
デンマーク出身で20代後半でスウェーデンに移住し、作家活動をスタートさせました。
しかし、彼女の作風は当時はなかなか受け入れられなかったそうです。女手1つで息子を育てながらがんばったようですが、残念ながら40代半ばで自らの命を絶ってしまったそうです。
こんなにパワフルでかわいらしい絵を描いているのに・・・。心の中は苦しみでいっぱいだったのでしょうか。
日本でも北欧の雑貨を扱っているお店でスウェーデン製のピッピのグッズを購入できるようです。
もっと多くの人に知ってもらいたいです。
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