このブログは
『慢性活動性EBウイルス感染症（CAEBV）』
で、たった３ヶ月の闘病で亡くなった息子（27歳）の記録です。
H29年2月23日...①
朝方になって、ようやく少し眠りにつくことができた翔平。
でも、すぐ目が覚めてしまう。
一番体力を使うのがトイレ。
オムツにしようか...と言っても、やはり抵抗があるようだ。
今朝、トイレットペーパーでお尻を拭いたら
お尻の皮がベロっと剥けた。
抗ガン剤などの影響で皮膚がボロボロになってしまっている。
朝の採血を手の甲からしたら
内出血してパンパンに手が腫れた。
首からの出血もまだ止まらない。
体が震えるたびに酸素濃度や体温を測る。
息をするのもキツそうだ。
そんな息子の姿に心が傷む。
トレードマークの笑顔は影を落とし
代わりに、苦痛に耐える表情が増えた。
面会の制限があったため
唯一の楽しみは携帯での友達とのやり取りだったが、いまの翔平は携帯を持つ事さえ出来なくなった。
それでも、友達からのLINEやメールを代わりに読んで聞かせると
ふっ...と少し微笑んだ。
みんなから送られてくるメッセージに
翔平はもちろん、私もどんなに元気づけられた事だろう。感謝しかありません。
翔平と一緒に闘ってはいるが
頭の片隅で
いつまで翔平と一緒に居られるだろうか...
そう考えてしまう自分がとても嫌でたまらない
明日は母の日ですね。
翔平からプレゼントしてもらった香水をつけて１日を過ごすつもりです。
私を翔平のお母さんにしてくれて
ありがとう・・・。