麻酔から覚めると、HCUにいました。
ナースが来て、耳元で「手術終わりましたよー。」と言いました。
時計を見ると午後1時でした。
予定通り3時間だったようです。
「気分はどうですか?」と、聞かれ、なぜか大をしたいような感じがしたのでそう言うと、それは無視されました。
バイタルチェック、指にサチュレーションを測る機械をつけられました。
私のベッドはナースステーションから一番離れた場所で、人工呼吸器で喉を傷つけられた私は声が出ず、しかもナースコールなるものはなく、ナースが私の様子を見に来てくれるまで、何も訴えることができません。
しばらくして痛みに襲われ始めました。
バイタルを測りに来たので、痛いと訴えると、飲み薬を持って来ました。
何も口に入れたくないのに。
その痛み止めはほとんど効かず、私は痛みに苦しみました。
そして、そこのナース達の態度の悪いこと。
こいつら仕事してるのか、それとも休憩?って聞きたくなる感じ。
お前ら全員日本だったら首だぞ!って感じでした。
まず、HCUには手術後の患者さんがくるところです。
手術で絶飲絶食、手術ごも麻酔の副作用などで気分が悪く、もちろん食欲のある患者さんなどいないと思います。
そこで、コーヒーやスナック、サンドイッチを食べながら大声で喋り捲り、大声で笑うナース達。
痛いし気持ち悪いし、休みたいのに、食べ物の匂いと、ナース達の笑い声で全く休めません。
もちろんそれに文句を言う力などありません。
耐えるしかないんです。
午後4時。
痛みがピーク。
でもナース達は相変わらず大声で私語、全く患者のことなど気にしていません。
そこへパスターの奥さん登場。
パスターの奥さんは元ナースです。
私の様子を見て驚いた奥さんは、婦長のところへ苦情を入れてくれました。
そしてやっと様子を見に来てくれ、点滴から痛み止めを入れてくれました。
少し痛みが和らいで、少し眠りましたが、やっぱりナースがうるさくてすぐ起こされてしまいます。
私を早く病棟に移してくれ!こんなとこにいたくないよー!と、心の中で叫びました。
何度も「後15分で病棟に移動になる。」と起こされ、そしてまた「やっぱりまだ移動できない。」と。
もういい加減にしてくれよ!!休ませろ!黙れー!!
そして無理やり着替えさせられる始末。
あのナース達、地獄に堕ちろって密かに思っている今日この頃。。。
「水が飲みたい。」と言えば、「水はダメだけど、氷なら。」と、氷を持って来てくれたはいいけど、全く届かないところに置いていかれるし。
一体どうなってんだ?
本当にお前はナースの免許持ってんのか?
と、文句ばっかり出て来ます。。。
すみません。。。
でもそれくらい酷かったんです。
午後7時、やっと病室へ移動になりました。
HCUに無駄に6時間。。。
これで良いナース達だったら苦痛じゃなかったのかもしれませんが、あのナース達だったので地獄でした。
病棟のナースが天使のようでした。
またまたバイタルチェック。
傷や出血のチェックをし、やっと落ち着いたと思ったら。。。
4人部屋だったんすけど、4人中2人が認知症のお婆ちゃん。
一人は大音量でテレビを見ていて、もう一人は大声で電話をし、同じことを何回も言っています。
英語でよかった、これが日本語だったらもっと苦痛だ。
そしてまたまたパスターの奥さん登場。
ジンジャエールを買ってきてくれました。
ノースアメリカの人、吐き気にはジンジャエール。
そして、ナースに吐き気どめをお願いしてくれ、点滴から吐き気どめを入れてもらいました。
そしたら、今までのしんどさが嘘のようになくなり、急に食欲がわきました。
でも急に食べるのは怖かったので、その日はお水と、りんごジュースと、ジンジャエールを飲んでしのぎました。
そしてうとうとし始めた午後11:30頃、またナースに起こされる。
「起こして本当にごめんね。本当に申し訳ないんだけど、病室移動です。」
え?こんな時間に?まじですか?なんの嫌がらせ?
そしてストレッチャーに移され、廊下へ30分ほど放置される。
寒いんですけど。。。
そして、その後なぜか小児科病棟へ移されました。
本当にベッド足りないんだな。。。