今までの経過⑩ | カナダでシングルマザー子宮筋腫・子宮腺筋症闘病記

カナダでシングルマザー子宮筋腫・子宮腺筋症闘病記

2013年4月に双子の男児を出産。その直後に旦那がレイオフ。そして6ヶ月後にステージⅣの大腸癌と診断され、2年の闘病後他界。現在、子宮筋腫、子宮腺筋症を治療しながら子育て中。

Fibristalという馬鹿高い新薬を1月26日から服用し始めました。

婦人科医は私のシチュエーションを知っているので、(旦那が2年前に癌で亡くなって、シングルマザーということ)なんと薬を4週間分フリーでくれました。

 

飲み始めて3日後くらいから軽い頭痛がするようになりました。

8月の終わりに事故に遭い、ムチウチでたまに頭痛になることがあるので、頭痛が薬の副作用なのか、ムチウチからくるものなのかははっきりしません。

服用し始めて1週間後くらいから、胸が張る、いつもよりイライラするなどの生理前の症状が出てきました。

ミレーナを装着した時、私は常に生理前の症状がある状態になったので、またそれかと思って嫌な気分になりました。

 

通常この薬は、生理中に飲み始めるそうですが、ドクターはいつ飲み始めても良いとのことで、調べたら同じように生理が終わってから飲み始めている方も見つけたので、私は生理が終わった5日後くらいから飲み始めました。

 

1月23日と2月7日に鉄剤点滴をしています。

1月23日の鉄剤点滴をした後の血液検査の結果は、ヘモグロビン11.0でした。

2月7日のあとは血液検査をしていませんが、その間出血していないので、もっと上がっていたはずです。

めまいも減り、疲れやすさも少し減りました。

 

私はこの薬で生理が止まると信じてました。

なぜなら、出血してる人は服用し始めてから10日程度で、ほとんどの人は生理が止まる、生理がきたとしても、量が減り、不正出血?と思うくらいの量だと薬の効能のところに書いてあったし、ドクターからもそのように説明があったからです。

ところが、2月15日の朝、出血し始めました。

最初は薬の副作用の出血だろうと思っていましたが、時間が経つにつれてどんどん量が増えていきます。

はい、生理でした。

絶望。。。チーン。。。

しかも量が減るどころか、増えているような。。。

2日目はひどい時は、多い日の昼用ナプキンを30分に一回替えなければいけない始末。

夜はもちろん何度も起きました。

外出中に漏れることもありました。

薬が効いてないと認めざるを得ませんでした。

もう何も私の出血を止められないんだ。と思い、涙が溢れてきました。

たかが生理でと思うかもしれませんが、それくらい辛かったのです。

あまりにも量が多いので、ドクターに電話し、どうしたらいいか聞きました。

「とりあえず薬を飲み続けて、もし出血がもっとひどくなって、耐えられなくなったら救急に行くように。」とのことでした。

 

3月1日から仕事復帰する予定でした。

2月19日、ファミリードクターの元へ。

Fibristalを服用し始めたが、4日前から生理が来て、出血が多いことを告げました。

生理が始まってから、また疲れやすくなり、立ちくらみの回数が増えたことも告げました。

そして、「じゃあ仕事は休みなさい。デスクワークなら無理して出来るかもしれないけど、保育園で働くなんて無理よ。」と、言われ、なんと3月いっぱい休むことになってしまいました。

 

帰宅後、考えました。

生理が止まらない限り、いくら鉄剤点滴をしようと仕事に戻れない、なんとしてでも手術してもらわなくては。

婦人科医のクリニックへ電話し、事情を説明して、予約を取れないか聞いたところ、私が電話する直前にキャンセルした人がいてなんと次の日診てもらえることになりました。

もし、明日の診察で状況を話しても、手術6ヶ月も待たされるなら、私は日本へ帰って手術をしよう。そう思いました。

父にもそのように話しました。

手術をした後、3ヶ月くらい飛行機に乗れないので、最低でも4ヶ月日本にいることになりますが、何もせずにこのままカナダで手術を待っているのが嫌でした。

毎回生理が来るたびに、漏れるんじゃないかと常にストレスを感じながら、3ヶ月分と書いて売っているナプキンを3箱使う生活が、たとえそれが1週間だったとしてももう嫌で嫌で仕方がありませんでした。

 

ボスには、次の日婦人科医の診察を受けて、それから仕事復帰できるかどうか連絡しますと電話で伝えました。