たまにあるんです。
塩むすびの色が、うっすら黄緑色になること。
「え、傷んだ?」
「食べて大丈夫?」
びっくりしますよね。
でも、これ、害はありません。
なぜこんなことが起きるのか。
実はこれ、私が以前勤めていたお米会社のお客様相談室に、本当によく来ていた問い合わせなんです。
今日はその理由を、わかりやすくお話ししますね。
がんばらない暮らしの裏側 〜50代からの“ちょっと逆”視点〜
管理栄養士妻 なかむら菜々子です。
結論:塩とお米の成分反応で色が変わるだけ
原因はとてもシンプル。
塩の成分 と お米に含まれる色素 が反応して、色が変わるのです。
海水塩はアルカリ性を示すことがある
いわゆる「天然塩」「海水塩」には、
塩化ナトリウム(NaCl)以外にも、さまざまなミネラル成分が含まれています。
このミネラルの影響で、塩が弱いアルカリ性を示すことがあります。
お米にはフラボノイド(色素)が含まれている
実はお米には、フラボノイド系の色素成分が含まれています。
この色素は、アルカリ性に反応すると黄緑色に変化する性質があります。
つまり、
アルカリ性を示す塩
+
お米の色素(フラボノイド)
=
黄緑色に変色
というわけです。
おにぎりだと起きやすい理由
おにぎりは、塩を直接ご飯に触れさせて握りますよね。
しかも水で薄まることがありません。
そのため、塩の成分がダイレクトにお米に作用し、変色が起きやすくなるのです。
ラップで握ると、さらに起きやすい
ラップを使って握ると、塩が溶け出した水分がこもり、反応が起きやすくなります。
これも、お客様相談でよく説明していたポイントでした。
害はないので、安心してください
この変色は化学反応による色の変化であり、腐敗や劣化ではありません。
食べても問題はありませんので、安心してくださいね。
実は「よくある問い合わせ」でした
この質問、珍しいように見えて、実はとても多かったんです。
「おにぎりが黄緑になりました」
「これ大丈夫ですか?」
そのたびに、このお話をしていました。
当時はリトマス試験紙で塩の性質を確認したりもしていました。懐かしい思い出です。
まとめ
塩むすびが黄緑色になるのは
- 海水塩のミネラルによるアルカリ性
- お米に含まれるフラボノイド色素
- その2つの成分反応
によるもの。
害はありません。
びっくりしますが、安心して召し上がってくださいね。
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