波照間初ゆんたく | きよ's Happy Times

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きよが感じる至福のとき、相棒ポデろー(BMWF650GS)との旅を綴ってます。

夕日を見てからなので、宿に着いたときにはもう真っ暗だった。すでに19時半で到着したときにはすでに“ゆんたく”が始まっていた。オレとロバートくんはちょっと出遅れた感じ。

この宿は、豆腐の製造していて、なおかつ海人のおじぃのお陰もあり、豆腐と刺身がただで振舞われた。ありがたい。いったん部屋に戻ろうとすると…髭面で真っ黒に焼け、半袖短パン姿の男性が…

男性:「豆腐と刺身あるから来なよ。」

と声を掛けてくれた。きっと宿の人なんだろう。

言われるままにゆんたく場に行くと、その男性があれこれ用意をしてくれた。

今日は男性4名、女性5名のゆんたく。オレとロバートは初波照間だったのと、出遅れたのがあって最初は端でみんなの話に耳を傾けていた。


さっきから世話してくれている男性は、宿の人ではなく、既に15泊している旅人だった。一瞬“主(ぬし)※”?と身構えるオレ。なんでも知ってて、段取り良く用意をする姿から、その後みんなに“リーダー”と呼ばれることになった。リーダーはオレが身構えたような主(ぬし)ではなく、オレやロバートくん他みんなの話もしっかり聞いてくれて、場の雰囲気を盛り上げてくれるような良い旅人だった。


22時過ぎくらいにリーダー提案で真っ暗な道を進み天体観測。ちょっと歩けば真っ暗な場所にたどり着き、空には沢山の星が光っていた。南十字星が見えるのか?と探すけど、どの辺にあるんだか分からない。みんな真上見てたけど南十字星って水平線間際にあるんだってね。なんもしらずに真上を見る俺たち…なんともてーげーな…

場も和んできたので、ジャンプ写真を撮るんだよぉ~とロバートくんと撮った写真や今までのジャンプ写真を見せるとみな喜んでくれた。んじゃ一発撮りましょうか?


ってことで!

ってかオレだけかよ!

途中で請福の一升瓶が出てきた。肴はタッパーに入った黒糖の粒。黒糖の粒をかじりながら泡盛を飲む!なんて相性のいい組み合わせなんだ!もうその後はあんま記憶が無い。

楽しいゆんたくも0時過ぎに終了。
この時のメンバーが明日以降の八重山トリップに大きな「繋がり」として影響することになった。旅は繋がりだな。


※主とは、ライダーハウスやキャンプ場など、安い宿泊施設に長期で滞在し、その場を自分のルールに従うように強要し場を乱す勘違いな人。