2024年のカープの戦いが終了しました。選手の皆様、スタッフの皆様、お疲れさまでした。
2024年は68勝70敗5分けの4位。
新井監督の2年目のシーズン。主な補強は新たな外人4人(レイノルズ、シャイナー、ハッチ、ハーン)のみ。
開幕カードのDeNA戦では九里が度会に同点スリーラン打たれて負けとか、黒原が3球で危険球退場、レイノルズ、シャイナーが2試合目で怪我、とか苦しい開幕だった。
交流戦までは、中日に3試合連続完封負けがあったり、打たない試合が多く見どころのない試合が多いものの(九里、大瀬良に勝ちがつかない・・)、ピッチャーが頑張って試合を作り何とか勝つ試合があり、貯金5を作った。
鬼門の交流戦。ソフトバンクに3連敗をくらい、またダメかと思ったが、ロッテ戦で大瀬良がノーヒット・ノーランを達成するなど、ソフトバンク戦以外はカード勝ち越しをして、貯金二つ増やすことができた。よくがんばった。
オールスターまではマツダ・ヤクルトには勝つが、中日に勝てないなか、貯金6に2位の位置。
今年の8月は去年に比べてドーム球場の試合が多く、選手の疲労が軽減されたのか、8月末時点で貯金13で首位。
ここまで先発の柱の大瀬良・久里・床田・森下以外に玉村、アドゥワ、森を登録・抹消しながら、中5日のない無理のかからない登板を心掛けて投手陣はいい調子だった。
新井さんが”最後のラストスパート”と言った9/2(貯金14で首位)、もしかしたら今年優勝するかもしれない、と思っていた。この時、この後悲劇が起こるとは思ってもいなかった・・・
9月3日以降、先発投手がことごとく試合序盤に失点。大量失点も多い。特に床田、森下がボロボロ。打線もチャンスであと一本がでない試合ばかり。勝ち星は1週間に1つ。
9月はチーム月間最多負け数20の大失速。9月初めの頃は、がんばれ、という気持ちで見ていたが、9月下旬では、あー、今日もいつも通りの負けね、という感じで感情が死んでた。
最終的には史上初の9月頭に首位のチームが最終的にBクラスという残念な結果。最後の方は新井さんの表情も淀んでいたように思う。
背番号順に各選手について一言。
【9.秋山翔吾】今年は怪我もなく、1年間活躍。開幕から最後まで気持ちが切れることなく、ずっとストイックに試合に出て、チームを引っ張っていってくれた。慣れた1番に戻り打撃の調子が戻ったのか、ヒット積み重ねて最後まで最多安打を争うまで安打を重ねた。またセンターで素晴らしい守備を見せ、また若い他の外野手を引っ張った。ほんと凄く活躍したと思う。チームの見本になる存在だった。ありがとうございます。
【11.九里亜蓮】開幕投手を務めるも、なかなか勝ち運に恵まれず、5/18の初勝利のヒーローインタビューで涙ぐんでいた姿にはぐっときた。しかし全体的に安定したピッチングではなかったように思う。(すぐにリードを吐き出す) 昨シーズンから投げ方を変更したが、うまくはまらなかったのか・・
【14.大瀬良大地】今年も味方の援護が少ないという不運なシーズン。防御率が1.86なのに6勝ってすごく可哀そう・・ でも大瀬良が投げた日のチームの勝率は高いのが救いか・・ 今年は8月までは素晴らしいピッチングだった。
【18.森下暢仁】<特性:夏バテ>シーズン終了前になると能力が下がる。
8月まではいいピッチングをしていたが、勝負どころの9月に大量失点して試合を壊していた。去年も勝負所の阪神戦で勝てなかったが、今年も9月の勝負所のDeNA、巨人で負け。大事な試合で勝てないのはエースじゃないよなあ。
【20.栗林良吏】セーブ38と1年間通してよく投げてくれた。しかし守護神で負け数が6というのは残念。本人としても9/11vs巨人・9回裏9失点は悔しかっただろう。来年も守護神として更に活躍することを期待します。
【24.黒原巧未】今年はビハインドの展開での投球が多いながら、53試合登板とチームの都合で色んな場面で投げてくれた。来年は先発か勝ち試合でしっかり投げれるようになるといいな。
【28.床田寛樹】<特性:夏バテ>シーズン終了前になると能力が下がる。
床ちゃんも2年連続9月に失速。それまでいいピッチングだったので、勝負所で勝てないというのは残念。1年間投げる体力がないのかなあ。シーズン最後まで活躍できる投手になって欲しい。
【31.坂倉将吾】オールスターまでは全然打たず、チームの足を引っ張っていた。しかしオールスターで丸などと話をすることによいって調子が上向いた(コーチって普段なにしてんの?)。オールスター後は変身し、よく打つようになった。
またキャッチャーとしても試合をしっかり作って成長したと思う。
来年は調子の波がなく、チームの中心として引っ張っていって欲しい。
【33.菊池涼介】今年も菊池に守備で多くの失点を防いだ。菊池の守備はほんとカープの宝。打撃では打率はそんなに高くないが、勝負を決めるタイムリーを打つなど勝負強いところがあった。凡打でも全力疾走など、手を抜かない姿は素晴らしかった。
【37.野間峻祥】ちょくちょく休養をもらいながらの出場だったので、怪我無くシーズンを通して出場できた。シーズン序盤では勝負強いバッティングでチームを引っ張った。相変わらずチョンボもあるが、よくがんばってくれた。
【43.島内颯太郎】去年投げすぎて疲れたのか、去年程の信頼感はなかった。それでも58試合も投げて活躍してれた。ストレート、チェンジアップ以外にもう1つ球種を投げれるようになったらいいのになあ。
【44.林晃太】今年も大した活躍できなかった。もう危ないかも。
【51.小園海斗】今年は打撃の調子の波が少なく、シーズン通してよく打った。特にチャンスでタイムリーが出て頼もしい存在だった。チーム事情で4番を含む色んな打順に対応した。また慣れないサードもだんだんうまくなっていったように思う。もう少し長打がでるようになるといいのだが。
【52.末包昇大】怪我で出遅れ、1軍に戻ってから活躍した。末包がいればチーム打力が上がる、と思った。しかし終盤になると長打少なく、チャンスでは落ちる球にクルクルと三振ばかりと、見ていて期待感がどんどん下がっていった。お願い、来年は期待感のある打者になって下さい。
【61.矢野雅哉】今年最も成長した選手。素晴らし守備を連発(たまにミスはあるが)、守備で球場を沸かせられる選手と思う。また打撃が向上した。ストレートに負けなくなり、粘って四球をとったり、ヒット、またタイムリーを打つようになった。特に中日・涌井との22球は見ていて痺れる勝負だった。
菊池が試合に出ている間に、更に技術を吸収し、どんどん凄い選手になって下さい。
今年のカープはとにかく打たなかった。シーズンを通して完封負けが多かった。(ちなみに私は4回マツダスタジアムに観戦に行ったが、3回が完封負けで宮島さんを歌えず・・)
ヒット打ってチャンスは作るが、あと一本がでない事が多かった。また単打ばっかりで長打、特にホームランが少ない。点が取れない試合は見ていて面白くない。
開幕して2日でいなくなる外人でなく、活躍する外人を獲得してください。
ドラフトでは近年1位は投手ばかりだが、長打の打てる打者を指名して欲しい。
また打撃コーチも考えんといかんのじゃないの。
松山、田中と調子の悪いベテランを重用したのもなあ。その二人を押しのける若鯉がでてこなかったのもあるが、実績重視が停滞の原因の一つかも。
投手は、疲労をためないよう慎重に運用していたが、9月にガス欠。どうすれば1年を通して活躍できるようになるんだろうか。その辺を対策して欲しい。
高橋健コーチの力なのか、左腕投手が多く活躍するようになった。引き続き育成お願いします。
あと9月のデーゲームはいかんでしょ。9/7、8のデーゲームの試合。酷暑の中での試合は選手の体力をかなり奪ったと思う。あの試合で選手にダメージあったんじゃないかと思っている。7月、9月のデーゲームは止めようや、選手そして観客のためにも。
最終試合終了後の挨拶で新井さんは「来シーズンはさまざまなことが変化する年になると思います。変わるということはそれととともに痛みも生じてくると思います。今年よりも来シーズンはさらに険しく厳しい道のりになると思います。覚悟と信念を持って、強いチーム、そして強い選手を育てていきたいと思います」と言った。
新しいカープに生まれ変わることに期待します。
9月に失速して後味の悪いシーズンになったが、8月までは貯金を14も作るいい試合展開を作っていたので、得たものもあると思う。
なんにしても、今年もありがとうございました、お疲れさまでした。来年こそはいい最後を期待します。がんばれカープ!
2024年は68勝70敗5分けの4位。
新井監督の2年目のシーズン。主な補強は新たな外人4人(レイノルズ、シャイナー、ハッチ、ハーン)のみ。
開幕カードのDeNA戦では九里が度会に同点スリーラン打たれて負けとか、黒原が3球で危険球退場、レイノルズ、シャイナーが2試合目で怪我、とか苦しい開幕だった。
交流戦までは、中日に3試合連続完封負けがあったり、打たない試合が多く見どころのない試合が多いものの(九里、大瀬良に勝ちがつかない・・)、ピッチャーが頑張って試合を作り何とか勝つ試合があり、貯金5を作った。
鬼門の交流戦。ソフトバンクに3連敗をくらい、またダメかと思ったが、ロッテ戦で大瀬良がノーヒット・ノーランを達成するなど、ソフトバンク戦以外はカード勝ち越しをして、貯金二つ増やすことができた。よくがんばった。
オールスターまではマツダ・ヤクルトには勝つが、中日に勝てないなか、貯金6に2位の位置。
今年の8月は去年に比べてドーム球場の試合が多く、選手の疲労が軽減されたのか、8月末時点で貯金13で首位。
ここまで先発の柱の大瀬良・久里・床田・森下以外に玉村、アドゥワ、森を登録・抹消しながら、中5日のない無理のかからない登板を心掛けて投手陣はいい調子だった。
新井さんが”最後のラストスパート”と言った9/2(貯金14で首位)、もしかしたら今年優勝するかもしれない、と思っていた。この時、この後悲劇が起こるとは思ってもいなかった・・・
9月3日以降、先発投手がことごとく試合序盤に失点。大量失点も多い。特に床田、森下がボロボロ。打線もチャンスであと一本がでない試合ばかり。勝ち星は1週間に1つ。
9月はチーム月間最多負け数20の大失速。9月初めの頃は、がんばれ、という気持ちで見ていたが、9月下旬では、あー、今日もいつも通りの負けね、という感じで感情が死んでた。
最終的には史上初の9月頭に首位のチームが最終的にBクラスという残念な結果。最後の方は新井さんの表情も淀んでいたように思う。
背番号順に各選手について一言。
【9.秋山翔吾】今年は怪我もなく、1年間活躍。開幕から最後まで気持ちが切れることなく、ずっとストイックに試合に出て、チームを引っ張っていってくれた。慣れた1番に戻り打撃の調子が戻ったのか、ヒット積み重ねて最後まで最多安打を争うまで安打を重ねた。またセンターで素晴らしい守備を見せ、また若い他の外野手を引っ張った。ほんと凄く活躍したと思う。チームの見本になる存在だった。ありがとうございます。
【11.九里亜蓮】開幕投手を務めるも、なかなか勝ち運に恵まれず、5/18の初勝利のヒーローインタビューで涙ぐんでいた姿にはぐっときた。しかし全体的に安定したピッチングではなかったように思う。(すぐにリードを吐き出す) 昨シーズンから投げ方を変更したが、うまくはまらなかったのか・・
【14.大瀬良大地】今年も味方の援護が少ないという不運なシーズン。防御率が1.86なのに6勝ってすごく可哀そう・・ でも大瀬良が投げた日のチームの勝率は高いのが救いか・・ 今年は8月までは素晴らしいピッチングだった。
【18.森下暢仁】<特性:夏バテ>シーズン終了前になると能力が下がる。
8月まではいいピッチングをしていたが、勝負どころの9月に大量失点して試合を壊していた。去年も勝負所の阪神戦で勝てなかったが、今年も9月の勝負所のDeNA、巨人で負け。大事な試合で勝てないのはエースじゃないよなあ。
【20.栗林良吏】セーブ38と1年間通してよく投げてくれた。しかし守護神で負け数が6というのは残念。本人としても9/11vs巨人・9回裏9失点は悔しかっただろう。来年も守護神として更に活躍することを期待します。
【24.黒原巧未】今年はビハインドの展開での投球が多いながら、53試合登板とチームの都合で色んな場面で投げてくれた。来年は先発か勝ち試合でしっかり投げれるようになるといいな。
【28.床田寛樹】<特性:夏バテ>シーズン終了前になると能力が下がる。
床ちゃんも2年連続9月に失速。それまでいいピッチングだったので、勝負所で勝てないというのは残念。1年間投げる体力がないのかなあ。シーズン最後まで活躍できる投手になって欲しい。
【31.坂倉将吾】オールスターまでは全然打たず、チームの足を引っ張っていた。しかしオールスターで丸などと話をすることによいって調子が上向いた(コーチって普段なにしてんの?)。オールスター後は変身し、よく打つようになった。
またキャッチャーとしても試合をしっかり作って成長したと思う。
来年は調子の波がなく、チームの中心として引っ張っていって欲しい。
【33.菊池涼介】今年も菊池に守備で多くの失点を防いだ。菊池の守備はほんとカープの宝。打撃では打率はそんなに高くないが、勝負を決めるタイムリーを打つなど勝負強いところがあった。凡打でも全力疾走など、手を抜かない姿は素晴らしかった。
【37.野間峻祥】ちょくちょく休養をもらいながらの出場だったので、怪我無くシーズンを通して出場できた。シーズン序盤では勝負強いバッティングでチームを引っ張った。相変わらずチョンボもあるが、よくがんばってくれた。
【43.島内颯太郎】去年投げすぎて疲れたのか、去年程の信頼感はなかった。それでも58試合も投げて活躍してれた。ストレート、チェンジアップ以外にもう1つ球種を投げれるようになったらいいのになあ。
【44.林晃太】今年も大した活躍できなかった。もう危ないかも。
【51.小園海斗】今年は打撃の調子の波が少なく、シーズン通してよく打った。特にチャンスでタイムリーが出て頼もしい存在だった。チーム事情で4番を含む色んな打順に対応した。また慣れないサードもだんだんうまくなっていったように思う。もう少し長打がでるようになるといいのだが。
【52.末包昇大】怪我で出遅れ、1軍に戻ってから活躍した。末包がいればチーム打力が上がる、と思った。しかし終盤になると長打少なく、チャンスでは落ちる球にクルクルと三振ばかりと、見ていて期待感がどんどん下がっていった。お願い、来年は期待感のある打者になって下さい。
【61.矢野雅哉】今年最も成長した選手。素晴らし守備を連発(たまにミスはあるが)、守備で球場を沸かせられる選手と思う。また打撃が向上した。ストレートに負けなくなり、粘って四球をとったり、ヒット、またタイムリーを打つようになった。特に中日・涌井との22球は見ていて痺れる勝負だった。
菊池が試合に出ている間に、更に技術を吸収し、どんどん凄い選手になって下さい。
今年のカープはとにかく打たなかった。シーズンを通して完封負けが多かった。(ちなみに私は4回マツダスタジアムに観戦に行ったが、3回が完封負けで宮島さんを歌えず・・)
ヒット打ってチャンスは作るが、あと一本がでない事が多かった。また単打ばっかりで長打、特にホームランが少ない。点が取れない試合は見ていて面白くない。
開幕して2日でいなくなる外人でなく、活躍する外人を獲得してください。
ドラフトでは近年1位は投手ばかりだが、長打の打てる打者を指名して欲しい。
また打撃コーチも考えんといかんのじゃないの。
松山、田中と調子の悪いベテランを重用したのもなあ。その二人を押しのける若鯉がでてこなかったのもあるが、実績重視が停滞の原因の一つかも。
投手は、疲労をためないよう慎重に運用していたが、9月にガス欠。どうすれば1年を通して活躍できるようになるんだろうか。その辺を対策して欲しい。
高橋健コーチの力なのか、左腕投手が多く活躍するようになった。引き続き育成お願いします。
あと9月のデーゲームはいかんでしょ。9/7、8のデーゲームの試合。酷暑の中での試合は選手の体力をかなり奪ったと思う。あの試合で選手にダメージあったんじゃないかと思っている。7月、9月のデーゲームは止めようや、選手そして観客のためにも。
最終試合終了後の挨拶で新井さんは「来シーズンはさまざまなことが変化する年になると思います。変わるということはそれととともに痛みも生じてくると思います。今年よりも来シーズンはさらに険しく厳しい道のりになると思います。覚悟と信念を持って、強いチーム、そして強い選手を育てていきたいと思います」と言った。
新しいカープに生まれ変わることに期待します。
9月に失速して後味の悪いシーズンになったが、8月までは貯金を14も作るいい試合展開を作っていたので、得たものもあると思う。
なんにしても、今年もありがとうございました、お疲れさまでした。来年こそはいい最後を期待します。がんばれカープ!