奥田民生”いきあたり股旅”広島文化学園HBGホールに行ってきました。

今回は応募者全員の抽選による無料ライブ。私は抽選に外れましたが、妻が運よく当選し、それも整理番号が20番台。おかげで2列目ど真ん中で見ることができました。(こんな近くで民生君を見るのは初めて)

ステージ上は事務用の安げな椅子とギター数本。カープの文字とカープ坊やが書かれた赤いギターもありました。(この赤いギターは演奏には使用しませんでした)


頭にタオルを巻き、サングラスをかけ、白の混じった髭を生やした姿で民生君登場。お酒もちびちび飲みながら演奏が始まりました。

1曲目は「ドースル?」。ギターを弾く姿がかっこいい。

「The STANDARD」、バンドの演奏ではなく、アコースティックギターのみの演奏、いつもと違う演奏なので新鮮だった。ギターの音色と民生君の声がマッチしてよかった。

観客からユニコーンの曲やって、の要望があり、「自転車泥棒」を演奏してくれた。


休憩をはさんで後半スタート。ゲストで浜崎貴司登場。

民生君と二人で演奏した「月ひとしずく」、素晴らしかった。陽水バージョンのいいが、この二人バージョンのほんと味があった。

浜崎貴司ソロの曲では歌っている途中、赤ちゃんが泣くというハプニングもありながらも、いい雰囲気で歌い上げてくれました。


つづいてもう一人のゲストが登場、寺岡呼人。

民生君と二人で”寺田”となり(私は今まで寺田を知りませんでした)、招き猫ダックやB'sのultra soulを曲の最後に使うコミックソングのような曲で楽しませてくれました。(こういうユニットなん?)

広島のアーティスト吉川晃司の「モニカ」と西城秀樹の「ヤングマン」を合わせた曲も演奏してくれました。二人の息があっていてびっくり。

その後、普通の曲を歌う事なく、寺岡呼人はステージを降りていきました。(えー、ちょっと可愛そう)


「CUSTOM」、鳥肌ものの演奏でした。
顔をくしゃくしゃにして必死で熱唱している民生君の顔が立川談志にそっくり、と思ったのは私だけでしょうか?

「さすらい」、あー、これでライブも終わりかー、と少し寂しい気分にも。
そうじゃねー、人生をさすらわないとねー。


アンコールでは、民生君、浜崎貴司、寺岡呼人+もう一人女性のLeyonaを交えて「デイ・ドリーム・ビリーバー 」。豪勢な感じで終わりました。



今回のライブ日程は急に決まったらしく、民生君もびっくりしていたようです。

民生君は「ライブをタダ観するんだから、分かってますよね?」と。はい分かってます。土砂災害の義援金ということで、樽に募金させて頂きました。

急な事にも関わらず対応して頂いた民生君、ありがとうございました。