最近洗濯機がよくアラーム音と共に止まる。一旦停止させ、また再開ボタンと押すと動きだすので、いつもその対応をしていた。
だいたい残り11分で止まるので、私の中では11分の壁と名付けていた。洗濯機を購入して7年、ガタが来たのかな?

最近11分以外にも停止の頻度が多いので、アラーム内容を取扱い説明書で見てみた。
するとどうも排水がうまく出来ていないらしい。

日曜日の朝一で、洗濯機の排水部分を点検することにした。
ちなみに家を建ててから22年、自分で洗濯機の排水部分を点検するのは初めて。


洗濯機を洗濯機パンから移動させ、排水トラップ部分を見てみる。
排水ホースと蓋が繋がっていて、蓋は洗濯機パンに固定されている。どうやって蓋を外すんだろう? 悪戦苦闘し、蓋を反時計回りに回すと蓋が取れることに気付いた。
するとゴミが溜まってそうな筒が見える。しかし筒を取り外せない。しかたがないので、割り箸を使い、筒の中に割り箸をつっこみ、ゴミ取り出した。糸くずなどがかなり取れた。


これで大丈夫なのかな?不安になったので、ネットで「洗濯機 排水口 掃除 (洗濯機パンのメーカー名)」で検索、すると動画で正に見たかった、排水トラップの分解清掃の方法の動画があった。今は動画で色々分かるので凄く有難い。
こちらが参考にした動画。


筒の周りの部分も反時計回りに回せば更に分解できることが分かった。


分解して全てのパーツを取り外すことができた。
するとまだまだゴミが取り出せた。なんだ、全然清掃が足りんかったんだ。
さらに金属物も出てきた。これ何?と思ったら、お金だった。100円玉や10円玉。ポケットに入れていたお金なのかな? 後から硬貨の合計数えたら、1000円を超えていた。

ゴミを全て取り出し、分解した各部品を綺麗にしてから復旧。

復旧後、水漏れしないか心配しながら洗濯機を回した。
すると水漏れもなく、アラーム音もなくスムーズに洗濯が完了した。
よかったー(ホッとした)。


初めての洗濯機の排水口の清掃、試行錯誤しながらなんとかできた。一足早い暮れの大掃除でした。


洗濯機の調子が悪くななった原因を、歳を取った洗濯機自身のせいなのか、と疑ってごめんなさい。悪かったのは定期的に排水環境の点検をしなかった私たちでした。







娘が来年春から就職し、岡山で住む予定になっている。

それで4月からのアパートを探しに家族3人で岡山に行ってきました。


娘は事前にネットで住みたいエリアの物件を検索して候補を決めてましたが、岡山に出かける2日前位のその物件が他の人に決まったらしく、当日は別の物件を探すことに。

午前は大手の不動産会社で物件2件を紹介してもらいました。不動産さん屋さんが希望のエリア付近でこれがいいのでは、とチョイスした物件を見に行くことに。

1件は狭い道の先の築10年だけどリフォームされた物件。日当たりがよく、まずまず。でもアパートまでの道が狭いのが難点。

もう1件はまずまずの案件だけど、ペット可のマンション。娘は犬や猫の鳴き声などの音に悩まされるのが不安なので、この物件は難しいとなった。


午後は地元の不動産屋さんを訪問。予算や条件を言うと、パソコンで物件一覧を見せてもらいながら、丁寧にそれぞれの物件の説明をしてもらいました。

ほとんどの物件は住居を決めたら1か月以内に入居が必要とのこと。12月に住居を決め、3月入居となると、現在建設中で、3月から入居可能のアパートになるとのこと。
物件一覧を見て、現在建設中、3月入居可となる物件でいいと思うものは既に契約済みが多い。早めの物件探しと思っていたが、既に動いている人が沢山いた。

当初検討してたエリアには物件がないため、他のエリアでなんとか予算・条件にあう物件を見つけてもらった。


まだ候補の物件は建設中なので、まずは内装が同じような物件で内見をさせて頂いた。娘もまずまず納得のよう。

続いて実際にアパートが建つ場所を訪問。アクセスはまずまず。周辺にスーパーやその他お店もあり、最寄りのJR駅から徒歩6分。新築であり、オートロック付き、3階建ての3階。その物件に決めました。


12月初旬に3月入居の物件をなんとか探せたが、これが2月や3月初旬だと、もういい物件はなかったんだろうな・・

私の感想ですが、不動産屋さんは地元の地域密着型の不動産屋さんの方が親身に相談に乗ってもらえてよかったな、と思いました。


来年4月には娘が家から旅立つので、寂しくなるなあ・・・


野顕子『さとがえるコンサート 2025 featuring 小原礼・佐橋佳幸・林立夫 ~30th Anniversary~』はつかいち文化ホールウッドワンさくらぴあ に行ってきました。
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あっこちゃんなかなか広島にいらっしゃらないので、お久しぶりのコンサートでした。広島でのさとがえるコンサートは2016年以来と思う。


1曲目は「春先小紅」。小学生の頃テレビやラジオで聞いていたが、初めて生歌で「春先小紅」を聴けて、嬉しくゾクゾクしながら聴いた。あー、聴けてよかった。

「ニットキャップマン」、改めてしっかり曲を聴いたが、最後はフジオさんが亡くなる結末の少し悲しい曲だった。淡々とした曲ながら、あっこちゃんの歌の表現力で凄いので曲が色付ていたと思った。

兵庫県出身ギターリスト大村憲司さん曲「YUMEDONO」を演奏。佐橋さんのギターとそしてバンド全体のかっこいい演奏に酔いしれた。

林さんの好きな曲である「Mr. Spaceman」を演奏。この曲では4人が並んでギターを演奏しながらみんなで歌った。あっこちゃんがギターを演奏するという、今まで見たことない姿が貴重だった。

「音楽はおくりもの」、あっこちゃんはピアノを弾かず、ステージ中央のマイクの前で、歌を歌うことに専念。(ピアニカは弾いたが)。ゆったりしたテンポの演奏に、あっこちゃんの唯一無二の歌の表現力で音楽に引き込まれた。CD音源じゃなくライブだからこそ、この曲のスケールが物凄く大きくなっていた。

今まであまり注目して聴いていなかったが、バンドとしてギター、ベース、ドラム、キーボードどれも演奏がかっこよすぎて「Paper Doll」が一気に大好きな曲になった。ほんと演奏に酔いしれた。

「ひとつだけ」を聴くといつも清志郎と二人で歌った姿を思い出す。

「GREENFIELDS」も今まであまり注目して聴いていなかった曲。でも今回のライブで素敵な曲だということが分かった。お気に入りの曲になった。

アンコールでの最後の曲は「ラーメンたべたい」。毎回演奏するバージョンが違うので毎回なるほど、となる。



あっこちゃんの唯一無二の歌の表現力を聴くことができて、とても嬉しかった。ほんと素晴らしい。
そして歌、演奏の後、ゼーゼー息を切らしてなかなかしゃべれない場面があったが、それだけエネルギーを注いでいるんだと、改めてリスペクトの念を抱いた。

座る位置が会場の左端だったので、あっこちゃんのピアノ、キーボードの演奏する手さばきが見れたのは嬉しかった。

そしてベテラン勢、小原礼、佐橋佳幸、林立夫の演奏が素晴らしかった。パンチがあり、メリハリのある迫力のある音で、ほんと凄い人たちだ、と思った。とくに小原さん、林さんはあっこちゃんとの付き合いが長いので、阿吽の呼吸の所もあるんだろうな。

今回のさとがえるコンサートは30回目ということ。30年も続けてるって凄いと思う。これからも体調に気を付け、素敵な曲を聴かせて下さい。
広島に来てくださり、そして素敵な時間をありがとうございました。今後もたまには広島に来てくださいね。




セットリスト
1.春先小紅 2.夢のヒヨコ 3.てはつたえる→てつだえる 4.SUPER FOLK SONG RETURNED 5.魚肉ソーセージと人 6.ニットキャップマン 7.YUMEDONO(大村憲司) 8.WATER WAYS FLOW BACKWARD AGAIN 9.Mr. Spaceman(The Byrds) 10.音楽はおくりもの 11.Do you love me (愛されたい俺ら) 12.Paper Doll 13.クリームシチュー 14.ひとつだけ 15.GREENFIELDS アンコール 16. 生きものたちへ 17.ラーメンたべたい
『くるりツアー25/26 ~夢のさいはて~』広島クラブクアトロに行ってきました。




くるりのライブに前回参加したのが2019年。その後コロナがありしばらくライブ自粛、2023年広島ライブあったが用事があり行けず、今回が6年ぶりのライブ。ほんとご無沙汰しておりました。




登場した岸田君は青の半袖シャツにベージュのパンツ。

1曲目は「冬の亡霊」、渋い曲から始まった。

2曲目は「ミレニアム」。今回のライブに向け、まだあまりじっくり聴き込んでいなかったインディーズの『ファンデリア』、1st『さよならストレンジャー』、2nd『図鑑』を聴いていた。『図鑑』から「ミレニアム」が演奏され、今ちょうど旬な曲だったので、イントロの瞬間、おっーと嬉しくなった。横に揺れながら聴いてた。

「Regulus」、爽快な気持ちになった。

「尼崎の魚」、ライブであまり聴いたことがなかったが、今回聴けた。味のある曲。今回でかなり私の印象に残る曲になった。

「ワンダーフォーゲル」、「ばらの花」は安定の盛り上がり、気持ちよくなる曲。

「Birthday」、MVではピンクのスーツを着た人が街を颯爽と走っている。この曲は娘が4歳の頃の曲で、MVを見ながら娘と家の中を走っていたことを思いだした。あー、懐かしい、楽しかった! そんな娘が来年4月には就職で家を出ていく予定。出て行ってしまうと寂しくなるなあ、と思い、なんだかしんみりしてしまった。色んな思いが交錯した時間になった。

「お化けのピーナッツ」、CD音源と違い、ライブでは華やかさと立体感が感じられ、凄く魅入られた。ライブでこの曲の印象が変わった。

「Amamoyo」、ファンファンがいた時のライブでこの曲を聴いたのを思い出した。そしてなんだかこの曲が聴きて嬉しい気持ちになった。

「doraneco」、この曲もライブで聴くと凄く華やかだった。去年の12月からシャム猫を飼い始めたので、さらに身近な曲になったと感じた。演奏の終盤で岸田君が「ニャー!」と叫んでたのが楽しかった。

ドラ猫があくびをするたび心が揺れる
あの猫も 何かを私に求めていたよ

それとなく 顔を見てたら分かるよ
なんとなくやっぱり気になる
いつもごめんね


「I Love You」、岸田君がスタンドのマイクに両手を添えて歌っていた。あまり見たことない姿。大好きな曲なので聴けてよかった。

やれそうで むりそうな 仕事ばっかり
やれそうで むしそうな やつらばっかり

駄目そうな その現場 文句ばっかり
やれそうで むりそうで 理想ばっかり

その決定項は誰の気持ちよ
杯になる 灰になれ I LOVE YOU


「ブレーメン」、ゆったりと堂々と歌を歌い終わり、一転して後奏で曲がアップテンポになる箇所で会場全体で一体となった手拍子が始まった。手拍子は曲の最後まで続き、この曲の広島の会場でのこんな盛り上がりは初めて思う。凄く気分が高揚した。

最後の曲はみんなで一緒に歌うということで、まずは発声練習をすることになった。岸田君が♪カープ、カープ、カープ広島♪と口ずさむと、会場全体で「それ行けカープ」の合唱が始まった。今回も「それ行けカープ」が歌えてよかった。最後バンザーイを3回実施までもあった。ライブ会場で「それ行けカープ」を歌えるのはくるり広島限定のお楽しみ。

その練習の後演奏されたのが「ワンダリング」。♪ホ~、ボ~、ワンダリング♪を会場みんなで歌い一体になった。私も一生懸命声を出した。くるりのライブではあまりこういう場面がなかったので新鮮で、楽しかった。

アンコールの曲は各会場で違うとのこと。
広島でのアンコール1曲目、演奏前にこの曲は難しいと言っていたが、果たしてどの曲?と思っていたら始まったのが「Tokyo OP」。確かに難しい曲。この曲やってくれるんだ。佐藤君の忙しそうに演奏するベースが印象的だった。スリリングな演奏がかっこよかった。

続いて「Morning Paper」。スローとアップ、静と動があるこの曲も盛り上がった。起伏が激しいこの曲好き。

最後は「潮風のアリア」で爽やかに終わった。



広島クラブクアトロは何度も来てるが、初めて2段目の場所からライブを見た。ステージからは距離が遠くなるが、位置が少し高いので、ステージ全体、そして足元のエフェクターまで見れ、この場所なかなかいいなと思った。

その場所から久々のくるりのライブだったが、バンドメンバー全員の演奏する姿も見れ、ゆったりと落ち着いた気持ちで聴けた。

今回はアルバムツアーでないため昔の曲も多くあった。また岸田君が、コロナのためにあまりお披露目できていなった『天才の愛』もライブで演奏し育てたいと言っており、それも含め最近の曲もあった。そして新曲もありと、バラエティに富んだ選曲だった。

MCでは岸田君のカープ愛が感じられ、それも凄く嬉しかった。来年カープがいい年になるといいなあ。

久々のくるりだったが、やっぱりいいなと思った。楽しく素敵な時間をありがとうございました。
来年くるり30周年で新アルバムも出ますが、また是非広島に来てください。


こちらは終演後のステージ。





記念にこちらの写真はくるりXよりお借りしました。







セットリスト
1.冬の亡霊 (6th『NIKKI』)
2.ミレニアム (2nd『図鑑』)
3.C'est la vie (新曲)
4.Regulus (15th『儚くも美しき12の変奏』予定)
5.oh my baby (新曲)
6.渚 (13th『天才の愛』)
7.尼崎の魚 (ベスト『僕の住んでいた街』)
8.ワンダーフォーゲル (3rd『TEAM ROCK』)
9.ばらの花 (3rd『TEAM ROCK』)
10.Tonight Is The Night (6th『NIKKI』)
11.Birthday (6th『NIKKI』)
12.金星 (新曲)
13.瀬戸の内 (15th『儚くも美しき12の変奏』予定)
14.In Your Life (14th『感覚は道標』)
15.お化けのピーナッツ (14th『感覚は道標』)
16.Amamoyo (11th『THE PIER』)
17.doraneco (14th『感覚は道標』)
18.I Love You (13th『天才の愛』)
19.琥珀色の街、上海蟹の朝 (1stEP『琥珀色の街、上海蟹の朝 』)
20.さよならリグレット(8th『魂のゆくえ』)
21.ブレーメン(7th『ワルツを踊れ Tanz Walzer』)
22.ワンダリング (15th『儚くも美しき12の変奏』予定)
アンコール
23.Tokyo OP (12th『ソングライン』)
24.Morning Paper (5h『 アンテナ』)
25.潮風のアリア (13th『天才の愛』)
秋晴れで気持ちのいい休日。お日様が温かい。

気分がいいし、スカッとしたい。そこで思い浮かんだのがこの曲。

アルバム『紆余曲折集』より


間違ってないといつか言える
「だって」とか「でも」とか
言い訳はいくらでも言えるわ
未完成なんだ未来は無限大
これから何色に塗ろうかな

「遅すぎる」なんてない
今が一番早い決断



軽やかな曲調、ポジティブな歌詞、力強いボーカル。聴いていて心が明るくなる。

50を過ぎがおっさんの私が♪未完成なんだ未来は無限大♪って、気分が若いつもりだけど、でも今更、未来は・・と思った。
でも最後の歌詞で♪「遅すぎる」なんてない 今が一番早い決断♪でハッする。いくつになっても新しい未知の毎日がやってくるので、そう、毎日の決断で新しい今と未来が次々と出来ていく。

颯爽とした気分になる素敵な曲。