ボツワナのライオン兄弟
ナショジオワイルドの番組です

個人的には一番好きなドキュメンタリー番組です前半は、メスライオンを中心とした群れの狩りの様子が、後半は、若くで放浪者(ノマド)となってしまったライオン兄弟の放浪の様子が描かれています。
放浪中の様子にここまでスポットを当てた番組は中々ない気がします。
放浪中のオスライオンがいかに心細く、辛いか、オスライオンにとって兄弟がいかに大切かが、本当によく分かる番組です。
オスライオンの一生は、同時期に同じプライドで産まれたオスが何頭いるかで全て決まるといっても過言ではないんです…オスライオンの真髄?が分かる作品だと思います。
…でも百獣の王として恐れられるくらい強いのにとっても臆病なんて、ほんとにオスライオンは可愛いです



以上が概要でした!
【↓ここから下はネタバレです】
主人公は、バンダとタウアというオスのライオン兄弟です。
大きな群れで立派な母親ライオンたちに育ててもらっていたんですが、群れがたまたま二つに分かれているときに、縄張りに侵入してきたオスライオンに隙をつかれて侵入を受けました。
群れに留まると、新たなオスライオンに殺されてしまうため、タウアくんたちは2歳という若さで放浪ライオン(ノマド)になることを強いられます。
まだ狩りが下手で常に飢えとの闘い。
死んでから一週間経った死肉さえ、有難い食べ物。吐き気に襲われながら必死に食べます。
二人はいつも一緒です
群れのオスに見つからないよう怯えながら生活しています。
ある日、タウアは、一匹のオスライオンと遭遇します。
逃げればいいのに逃げなくて、攻撃を受けてしまいます
タウアは大怪我を負います、命に別状がないのが唯一の救い
タウアがいなくなればバンダは一人になります、タウアの無責任な行為はバンダの命も危険にさらします。
タウアに大きな心の傷が残ります
そして二人は4歳に。
ある日、バンダは、食事をしているライオンの群れに遭遇します。
オスライオンはいません、メスライオンだけです。
メスライオンは、ノマド(放浪オスライオン)に食事を許すことがあるらしいです。
バンダはメスライオンと一緒に食べ物を食べてます。
一方タウアは?
一匹のメスライオン(発情中?)がタウアの前を通ります。
タウアは、それに誘われるかのように、メスライオンの後を追いかけます
何キロもただひたすら追いかけて、ちょっとずつ距離をつめます。
ずっとずっと歩いたとき、オスライオンの声が聞こえてきました。もちろんバンダではありません。そのメスライオンの群れのオスライオンが、侵入者を牽制するため定期的に行っている遠吠えです
タウアは我に返り、方向も考えずとにかく遠吠えとは反対方向に逃げます。オスライオンに気付かれたら今度は命を失うかもしれません
タウアは無事逃げきることができました。
でも…ここがどこか分かりません…ここまでどうやって来たのかも分かりません。
バンダはどこにいるのでしょう?
周りはもう真っ暗です
バンダを呼びながらただひたすら歩きます、彷徨います
バンダ、どこにいるのー??
自分がいたことをバンダに知らせるためにマーキングもします
ライオンの声は5キロ先まで聞こえるはずなのに、バンダの声は聞こえません
バンダを呼び続けるのは危険です
他のオスに自分の居場所を教えてしまうことにもなるからです
でも一人でいるのはもっと危険です
タウアはずっとバンダを呼び続けました
その時ライオンの声が聞こえてきました…あの声は…バンダです!!
タウアは起き上がってバンダに叫びます
…二人はようやく再開できました
タウアは、バンダに抱きつきます!抱きつきながら寝転がり、バンダもそれに続きます



その後もストーリーは続いてたかもしれませんが、その二匹の様子が可愛すぎて正直そこまでしか覚えていません。
タウアの喜ぶ様子は人間みたいでした
不安、安堵、喜びといった複雑な感情が動物にもあることにびっくりでした。
二人いっしょにいれば、いつか群れのオスライオンに挑み、勝利する日もやってくるでしょう。
オスライオンほんとに可愛い


