ナショジオワイルドの番組です。

「野生の雌ヒョウ」


そしてユキヒョウは相変わらず可愛いです❤︎❤︎
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主人公は、雌ヒョウのマナナのお話。

【ネタバレ注意です】

野生のヒョウが産むの子供は2~3頭。そしてその殆どが大人まで生きられない…

お母さんが狩りに行ってる間に死んじゃうのです。

一番多いのは、他の肉食動物に殺されること。ライオンとか…むかっちなみにライオンは、自分の狩りのときは雄ライオンに守ってもらえます。百獣の王のくせに自分はちゃっかり雄に守ってもらって、他人の子供は殺すなんて…メスライオンはあまり好きじゃないむかっ

でもマナナは、運良く大人まで生き残ることができました。

そしてマナナもある日お母さんになります。

子供を大切に慈しんで育ててたマナナ

…でも、ある日、他の雄ヒョウに子供が殺されてしまうのです。

これは、「ライオンの子殺し」と同じで、子育て中のメスは発情しないからです(※自分の子供を殺すわけではありませんよ)。

マナナの縄張りは、二頭の雄ヒョウの中間にあります。

…マナナは決意します。…もう二度と同じ過ちは繰り返さない!

マナナは、子供を殺した雄ヒョウと交尾します。

ヒョウに限らず大型ネコ科動物の交尾は、とても激しいです。
痛みによって排卵を刺激するようにできているからです。そのために、オスの性器は釣り針のかえしみたいになっています。それがささって性器を抜くときとても痛いらしいのです。
しかもそれが10~15分に一度の頻度で5日間続きます。

マナナは一頭の雄との交尾を終えました。

すると、マナナは今度は逆の方に歩いていきます。…マナナはもう一頭の雄のところにも向かったのです。

そして…マナナはつらい交尾を終え、可愛いオスの赤ちゃんを産みます。

もちろん大切に大切に育てます。

…しかし…

狩りから戻ったある日のことです。

いつものように息子を呼びますが、返事がありません。

マナナはヘビに気づきました。…お腹が膨らんでいます…

マナナは、何度もヘビを攻撃します、何度も何度も、ヘビが我が子を吐き出すまで。

しかしヘビが吐き出した我が子は、変わり果てた姿になっていました。


私は、正直なぜマナナが執拗にヘビを攻撃したのか分かりません。ヘビは獲物を締め付けて動かせなくした後、飲み込みます。マナナも、子供がすでに息絶えていることは知ってたのではと思いました。
死んだからといって自由にはさせないという埋葬、畏敬の念からの行動のようにみえてなりませんでした。
動物にそんな不合理な人間臭い感情があるかは知りません…でも母親マナナならあってもおかしくないかもしれません。


そして、マナナは、その後、子供の肉を一部口にします。
それから3日間、マナナは、悲しそうな声で鳴き続けたそうです。

ヒョウ、トラなどの大型ネコ科動物がなぜ死んだ子供の肉を口にするかは分かってないそうです。

もちろんお腹が空いているときもあるでしょう。でもお腹いっぱいのときでも少なからず口にするそうです。

ジョンマーティは、儀式のようなもの、としていました。

ジョンマーティの作品ですが、トラが自分の死んだ子供を少し食べたあと、草むらに隠した姿をみたことがあります。
これは他の動物に食べられないようにするためだそうです。