【醤油桶の杉板を新たな形に変える Part4】 | 新潟の家具・木工雑貨・木製食器 JUNSHIN~潤森〜
~醤油桶から作られる木のモノ~

part1<始まり>
http://ameblo.jp/kiya-design/entry-12069612203.html
part2<出会い>
http://ameblo.jp/kiya-design/entry-12073986984.html
part3<蘇り>
http://ameblo.jp/kiya-design/entry-12076537421.html

ミニ看板の話がまとまり、
サイズが決まったので製作に入りました。



前回、洗浄した醤油桶の木材を
加工していきます。





醤油桶の木材を
チェーンソーで製材していきます。
同サイズの木材を7本ほど製材しました。



外側は傷んでいますが、
カンナをかければ中は問題ありません。
しかし、痛みが激しい部分は避けて
加工していかなければいけません。
この見極めはとても手間がかかります。

ただ、醤油桶として120年使われていたという事実が
ミニ看板にも反映させなければいけません。
ツルツルピカピカでは新品の木材を使ったのではないかと
思われてしまうことになりかねません。
もちろん、木に醤油の香りがするので間違いはありませんが。



カンナをかけていると工房に醤油の香りが
たちこめてきます。
コトヨ醤油さんの工場と同じ香りがします。



自動ガンナに通した後、
決めた寸法にカットしていきます。



カンナで角を面取りしていきます。
12個ある角全ての面を落としていきます。



1日かけ、やっと出来上がりました。

ここにコトヨ醤油さんのロゴが焼印されるようです。
あとは、ミニ看板が自立できるように加工します。
デザインが決まり次第、また製作にはいっていきます。
どんな焼印になるか楽しみです^^