SSRI断薬成功? -PD4 | きっかけは旅

きっかけは旅

パニック障害からの脱出のカギは「旅」でした。きっかけを見逃さないように。。

新しく通い始めた病院で、パキシルを断薬するために、近い薬をかぶせて止めていく、という方法を提案されました。


「異議なし「ハイっ」の手


なんでもこいっ!
な気分でした。
離脱症状があったため、もーとにかくパキシルやめてやるっ!!
パキシルさえ身体から離れてくれればヨシ!
そんな感じでキラ顔 


パキシル10mg+(ジェイゾロフト25mg×4)
というおそろしい量のSSRIが加算されることになりました。


そして2週間~3週間に1回ずつパキシルを飲む間隔をひろげていき、ついに止める時が来ました。
別に何のきっかけもありません。
調子の悪さも変わりません。
ただドクターに、
「そろそろ」
と提案したら、
「あー、そうしたら?」
と言われたからです。


でもそこで宿題がでました。


「今日から毎日の日記をつけること」


あー、きたきた、と思いました。
森田療法の第一歩です。


日記といっても、何かアクションがあった時にだけ記入するものです。


・6時:起床:口紅に追いかけられる夢をみた:寝汗がすごかった。
・7時:朝食:トースト、コーヒー、ヨーグルト、薬
・7時半:通勤のため電車に乗る:乗車駅で吐き気がして2本電車を見送った。実際に嘔吐したことはないので大丈夫だと言い聞かせ乗った。
・8時半:会社到:仕事開始:半端なく眠い、頭痛。


こういった感じです。
ドクターはこれを見てコメントをするのですが、それが森田っぽいです。
注)先に書いておきますが、私は実際正式な森田療法を受けていません。その前に脱落しました。


・朝決めた時間に起きれたんだね。それは素晴らしい。
・口紅に追いかけられた件だけど、まぁきっと心に何か残るコトがあったんでしょう。
・寝汗は症状です。(つまり自律神経が乱れているということ)
・電車に乗ってよかった。目的は電車に乗ることではなくて会社に着くことだからね。
・会社で眠いのは症状です。


そう、森田では、身体に起こることを「症状」という一言で片付けます。
神経症の人は一般的に、1つのコトにこだわります。


お腹が痛い。
 ↓
何かいつもと違うような気がする。
 ↓
これはおかしい。
 ↓
薬を飲んだ方がいいのか、でももし盲腸だったら薬を飲んじゃいけないし・・・。
 ↓
大きな病気だったらどうしよう。
 ↓
吐き気がしてきた。
 ↓
頭もフラフラしてる気がする。
 ↓
手に汗もかいてる。やっぱり普通の腹痛とは違うみたいだ。
 ↓
息苦しくなってきた。救急車を呼ぶべきか。
 ↓
過呼吸みたい。
 ↓
あ、頓服を飲もう。
 ↓
(30分後)あー、新三共胃腸薬なら万能かも。盲腸だったらもっと痛いはず。考えてみればたいして痛くなかった。


発作が起きました。
「頓服を飲もう。」
までに30分以上あーだこーだ考えています。
ちょっと「お腹が痛い」だけでコレです汗


そしてこの一連の出来事をドクターに伝えると、


「それは症状」


その一言で済まされるわけです。


その日記を使ったカウンセリングらしきものを続けながらも不調は続き、
パキシルの断薬の後も別のSSRIは飲み続けました。
ジェイゾロフトの量を2錠まで減らした後、サインバルタ、リフレックスとかぶせていったところでギブアップ。


どうもリフレックスと相性が悪かったようです。
服薬1日目にして、自殺念慮が沸きました。
あまりに恐ろしくてとにかく誰かにこのことを伝えたい、と思い"命の電話"に電話しましたが繋がりません。
ここなら絶対に通じる!
と思い電話したのは"警察"でしたえへへ…


警察官は結構親切に話を聞いてくれました。
きっと誰でもよかったんだと思います。
話ができて気が紛れれば。。。


早速病院に電話しました。
こういうことがありました、と。


「じゃ、やめちゃいましょう。その薬は最少量だから。」


ということで、いきなりSSRI断薬となりました。
8月になりました。




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